2023年に乗りたい観光列車三選!
奈良を走る「あをによし」の魅力をお伝えしましたが、今年はほかにもおすすめしたい観光列車がありますので、ご紹介します!
これらの列車はどれも全席指定で、事前予約が必要な列車。指定席は乗車希望日の1か月前からJR駅「みどりの窓口」などで購入ができます。
列車によってはオンライン予約が可能であったり、あらかじめ予約しておくことで楽しめる車内飲食メニューなどもあるので、お出かけ前に公式サイトをチェックしてください。
■2023年おすすめ観光列車① JR西日本「奥出雲おろち号」
日本有数のローカル線、木次線を走るトロッコタイプの列車で、オープンタイプの車内には心地よい風が吹き渡ります。
大人気の列車ですが、2023年で運行終了が発表されており、乗るならまさに今しかない列車。ラストイヤーとなる今年は土休日を中心に、平日にも運行されるほか、旅行会社による特別運行も設定されています。
今年が最後ということもあり、連日満席が続いていますが、土休日に比べると平日のほうが若干空席を確保しやすい状況です。
ディーゼル機関車が牽引する列車ということもあり、人気の高い「奥出雲おろち」号
■2023年おすすめ観光列車② JR九州「ふたつ星4047」
2022年にデビューした「D&S列車」(観光列車)で、有明海と大村湾の二つの海をモチーフにした列車です。
同じく2022年に開業した西九州新幹線の起点となる、武雄温泉から長崎を目指す有明海沿いを走る「午前便」と、長崎から大村湾沿いを走って武雄温泉を目指す午後便があります。
1両全体をフリースペースとした「ラウンジ40」では沿線のおいしいものや車内で焼いたスフレなどが楽しめます。
事前予約することで佐賀牛のお弁当や限定スイーツも楽しめる「ふたつ星4047」
■2023年おすすめ観光列車③ JR東日本「リゾートしらかみ」
JR東日本管内でも絶景路線として人気が高い五能線を走る列車で、車窓からはどこまでも広がる日本海が望めます。
ビューポイントでは徐行運転のサービスも。「青池」「橅」「くまげら」と趣向の異なる3種類の車両で運行されています。
※掲載している情報は2023年4月取材時点のものです。観光列車は特定日のみ運行日のものや、記事掲載時点で乗車希望日がすでに満席の場合もあります
取材・文/村上悠太