コロナ禍を経て8割以上が意識に変化
コロナ禍により82%の生活者が「意識の変化があった」と感じていることもわかった。
そんな意識の変化で最も高いのは「健康の大切さを意識するようになった(57%)」、次が「オンライン・サービスの利用が増えた(40%)」「今まで当たり前だったことに対してより感謝するようになった(35%)」と続いており、従来から続く”大事なこと”と”新しい生活様式”の双方を意識しながら、充実感のある日常に変化している様子が見えてくる。
2020年1月、国内初の新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、外出自粛、テレワーク、オンライン飲み会など、今までにない日常が次々と始まり、感染対策を最優先する生活が続いてきた。
それと同時に生活におけるデジタル化が促進され、仕事や役所などでの手続きに限らず、娯楽やレジャーにおいてもインターネットを活用したサービスが拡大している。
そのような多くの変化の中においても、生活者は”今”を捉え、柔軟に適応している様子が調査結果からわかってくる。
新型コロナウイルス感染症に対する生活者意識調査概要
調査手法/回答専用タブレットを用いたインターネット調査(ACR/ex調査)
対象者抽出方法/ARS(エリア・ランダム・サンプリング)※調査対象者の無作為抽出、インターネット非利用者も含む市場全体を母集団とする設計
調査地区/東京50km圏
調査期間/2023年3月・2020年4月
調査対象者/上記調査地区に在住の男女12-69才。12才は中学生以上。
調査対象者数/5,507s(2023年3月)・5,050s(2020年4月)
関連情報
https://www.videor.co.jp/digestplus/market/2021/11/45077.html
構成/清水眞希