ビデオリサーチは「ACR/ex調査(※)<3月>」から、新型コロナウイルス感染症に対する生活者の意識や変化に関する調査結果をまとめたリポートを公開した。
2023年3月より『マスク生活』が緩和となり、ゴールデンウィークやコロナ「5類」移行に向けて外出やリアルでのコミュニケーションが増えてきている中、生活者の現状について分析したものだ。
※生活者を「意識」と「利用・購入者」の両側面で捉える日本最大級のマーケティングデータ
コロナ感染に対して「とても不安」はコロナ禍初期の2割程に大幅減
2023年3月、新型コロナウイルス感染に対する「とても不安」は12%となっており、初めて緊急事態宣言が発出された2020年4月にくらべ大きく減少した。(図表1)
その一方で”マスクなし生活”が解禁となった3月時点でも感染対策は93%が継続している。(図表2)
そんな感染対策としては「外出時のマスク着用(87%)」「手洗い・うがい・アルコール消毒(82%)」「せきやくしゃみを人に向かってしないようにしている(67%)」が高くなっており、自分自身の安全と周囲への配慮を合わせた感染対策は継続傾向となっている。(図表2)
仕事ではリアルとオンラインの使い分けが5割に
日常生活、仕事関係においてはリアルとオンラインの”使い分け”や”オンライン”が高めになっており、リモートワークなどが定着している様子が推察できる。娯楽・レジャーでは”リアルな空間”が高く、外出や人との交流に対して積極的な意識が見受けられた。