スマホなどで気軽に見られるショート動画が今、若い世代を中心に流行している。
では、ショート動画視聴者はどんなタイミングで動画を見て、どんなジャンルのコンテンツを特に楽しんでいるのだろうか。
また、ショート動画をきっかけに商品の購入に至った経験のある人は、どのくらいいるのだろうか?
MMD研究所はこのほど、18歳~69歳の男女7,000人を対象に「ショート動画とコマースに関する調査」を実施し、その結果を発表した。
ショート動画で視聴している割合が高いサービスは「YouTube ショート」「Instagram Reels」「TikTok」
18歳~69歳の男女7,000人を対象に、ショート動画が視聴できるデバイスの所有に関して聞いたところ、94.4%が「所有している」と回答した。
次に、ショート動画が視聴できるデバイスを所有している6,610人を対象に、YouTube ショート、Instagram Reels、TikTok、LINE VOOM、Likeeの利用状況について聞いたところ、「視聴のみしている」と「視聴も投稿もしている」合わせて視聴していると回答した人の割合は、YouTube ショートが38.5%と最も多く、次いでInstagram Reelsが23.1%、TikTokが20.6%となった。
ショート動画を視聴している3,210人を対象に、ショート動画を視聴するタイミングを聞いたところ(複数回答可)、「夜寝る前」が48.4%と最も多く、次いで「休憩時間」が44.7%、「休日」が34.6%となった。
ショート動画で好きなジャンルは男性が「スポーツ」「音楽」「ニュース」
ショート動画を視聴している3,210人を対象に、ショート動画の好きなジャンルを聞いたところ(複数回答可)、「ペット・動物」が32.5%と最も多く、次いで「音楽」が31.4%、「料理」が29.5%となった。
これを性別で見ると、男性(n=1,671)は「スポーツ」が32.2%と最も多く、次いで「音楽」が30.5%、「ニュース」が26.9%となり、女性(n=1,539)は「ペット・動物」が39.6%、次いで「料理」が38.7%、「有名人・タレント」が33.7%となった。