約半数が選考過程において事前のイメージと実際の印象でネガティブなギャップを感じている
新卒社会人のうち約半数が企業に対して事前のイメージと実際の選考過程でネガティブなギャップを感じていることがわかった。入社年別にみると、入社歴が若い人ほどその割合が高い傾向が表れた。
ネガティブなギャップの内容については約3人に1人が「事前に聞いていたイメージと違った」と回答
ギャップを感じた内容について、「事前に聞いていたイメージと違った」と回答した人が32.7%と最も多い結果となった。次いで約4人に1人が「企業のことをあまり詳しく教えてくれなかった」、「採用過程が機械的に感じた」、「企業のイメージと人事担当や社員の印象が違った」などと感じていることがわかった。
新卒入社先以外でエントリーして良かったと思う理由は「業界や企業のことを良く知ることができた」
新卒入社先以外でエントリーしてよかったと思う企業が「あった」と理由として、「業界や企業のことを良く知ることができた」と回答したのは過半数の53.7%だった。
また、「良い人事担当や社員に出会えた」と回答した人のうち、「良い影響を受けた」「やや良い影響を受けた」と回答したのは合わせて86.8%となった。
なお、人事担当や社員にかけられて嬉しかった・記憶に残っている言葉としては、次のようなエピソードが寄せられた。
・初めて面接を受けた会社で、「初めての面接で緊張しているのに最後まで想いを伝えてくれてありがとう」と言われて嬉しかったです。(2021年入社/女性)
・「応援しているよ」と言われた時が印象に残っています。(2021年入社/男性)
緊張してますか?と誘導して下さった社員さんに言われ、何気ない一言ですが、緊張がほぐれて笑顔で返答し、その表情のまま面接を受けることができたので感謝しています。
(2021年入社/女性)
・かけられた言葉はなかったですが、聞いてくださる姿勢が自分に興味を持ってくださっていると感じたところです。(2020年入社/女性)
<調査概要>
調査対象/過去3年以内(2020年4月以降)に就職活動をして入社した4年制大学卒業の男女1,000人
調査委託先/株式会社ネオマーケティング
調査方法/インターネット調査
調査期間/2023年1月5日(木)~ 1月10日(火)
出典元:株式会社生活総合サービス
構成/こじへい