JR大阪駅北側の街づくりが新たなフェーズに突入。再開発エリアに鉄道の新ホームが誕生し、新大阪や関西空港からのアクセスが向上したのだ。そんな生まれ変わるエリアを散歩した。
放送作家・ライター
渡辺雅史さん
鉄道旅行と旅先でウーバーイーツの配達をするのが趣味。これまで大阪、金沢、那覇、名古屋などで街ブラを兼ね自転車で配達。
行くたびに景色が変わる駅周辺は現在アップデート中
ウーバーイーツのリュックを持ち全国へ出かけ旅先で配達。配達中に行列店を見つけて配達後に出かけている私が、再開発の進むJR大阪駅周辺を歩いてみました。
大阪駅の北側、いわゆる「うめきた」と呼ばれるエリアは囲いが覆われ、高層ビルの建設が進んでいるのですが、そんな場所に3月JRの新たなホーム「大阪駅うめきた地下ホーム」が開業しました。
さらに今年開業10周年のグランフロント大阪は大幅リニューアル。この流れに合わせてか、周辺では注目のショップが続々誕生。さらに大阪中央郵便局をKITTE大阪に、大阪第一ホテルの「大阪マルビル」も今年解体と、周囲ではビルの建て替えも進行中。大阪万博へ向けアップデートする街の勢いが感じられました。
日々街の景色が変化する大阪駅周辺。皆さんも大阪駅の改札口を出て、回ってみてはいかがでしょうか。
01|うめきたエリア開業
2023年3月開業
大阪駅が拡張
うめきたエリアの西側、グラングリーン大阪と呼ばれるエリアの地下に誕生したJRのホーム。大阪駅と通路でつながっているため、駅名は「大阪」だが、京都や神戸方面の電車のホームからは歩いて5〜10分ほどかかるので乗り換えの際はご注意を。
地下ホームの誕生で新たに造られた改札口には、顔認証自動改札を設置。ホームにはサイネージ付きホームドアを取り入れるなど新たな技術を採用。
提供:JR西日本
02|KITTE大阪(JPタワー大阪)
2024年3月竣工予定
JR大阪駅南口直結の新商業施設
2024年7月開業予定。地上39階、地下3階のビルにはオフィス、商業施設、ホテルや劇場が入る。JR大阪駅南口に直結。
5〜8階が劇場、29階〜がホテルとなる予定。
3月下旬の写真。外観はほぼ出来上がったという感じ。
[住]大阪府大阪市北区梅田3-2-4 JR大阪駅直結