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下着の色指定、地毛証明書の提出、ブラック校則が現在もなお2割以上の学校で存在しているという事実

2023.04.23

校則について

以下の中で、自分の高校にある校則(近いものも含む)をチェックしてください 

※中高生4,913名が任意回答

アルバイトの禁止、メイクの禁止、特定の髪型・髪色の禁止が多い結果が出た。ブラック校則として話題になりやすい地毛証明書の提出や下着の色指定等も、未だ20%前後存在することもわかった。

自分の通う学校の校則は厳しいと思うか? 

※中高生5,697名が回答

全体では、中間の数字である「3」が最も多い結果になった。

地域別に確認すると、以下のような傾向にあるようだ。
・九州は校則が緩いと思う高校生が全国でも圧倒的に少ない。
・一方で中国地方・東北地方・甲信越では厳しいと思う高校生が少ないことが明らかに。
・長野県では、制服がないという答えが制服があるという高校を超えており、その影響が表れているかもしれない。

校則は厳しいと思いますか? 

※先生209名が回答

先生視点でも、中間の数字である「3」が最も多い結果となったことが興味深い。

制服・部活動のルールのほかに、これはおかしい!と思うような校則があれば教えてください。

※中高生1,503名が任意回答

変わったルールとして、以下のような回答が見られた。

ジェンダー意識について

各種調査項目への回答の中で、中高生の意識が垣間見られたものを抜粋して紹介。


制服・校則などの学校のルールには、ジェンダーに対する決めつけや固定化した価値観が前提となっているものが多く、ジェンダー意識が高まることで自然と緩和・廃止の流れになることがあるという結果に。

また、制服の選択肢として女子用にスラックスが用意されるなど、ジェンダー意識の変化に配慮した事例は増えてはいるものの、それはあくまで「第1歩」でしかないと気付かされる以下のような傾向もあった。

・女子→男子制服のみのジェンダーレス化が進み、男子のスカートは進まないことを疑問視する声も。トランス女性にも対応するためには必要。
・スラックスが可になったものの、風潮的に履きにくかったり、”女子用のスラックス”であることに不満がある人も。
・そもそも元からある制服との組み合わせなので、バランスが悪い場合がある。
・リボンとスラックスの相性の悪さを指摘する声も上がった。

本調査の概要(中高生向け)
調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(中学1年生~高校3年生)※学年は2022年度時点
回答者  : 5,697名
調査方法 : 学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。
調査時期 : 2023年1月23日〜1月29日

本調査の概要(高校教員向け)
調査対象 : 全国の高等学校教員
回答者  : 209名
調査方法 : FAXにてアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。
調査時期 : 2023年1月30日〜2月10日

関連情報
https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20230414
https://www.trend-lab.studyplus.jp/

構成/清水眞希

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