長期的に宇宙に興味を持つきっかけになれば
SORA-Q Flagship Model 27,500円(消費税込み) ※2023年9月2日発売。
「SORA-Q Flagship Model」は、『SORA-Q』と材質もほぼ同じ仕様だが、子どもが遊ぶ安全性を確保し、多少の構造変更がある。ちなみに対象年齢は、8歳以上。月面のような場所ではなく、室内で使用することを想定して作られているため、屋外での使用はNGだそうだ。発売は、9月2日とまだ先だが、現在予約受付け中だ。購入者には、SORA-Q公式サポーター認定証も発行される。
瞬時に変形する。
スマホのアプリ操作でARによる月面探索体験もできる。
『SORA-Q』がJAXAの「SLIM」に搭載され、月に向けて打ち上げられるタイミング(2023年8月以降予定)で、日本旅行から種子島へのパッケージツアーが発売される予定になっている。
そのツアーに、「SORA-Q Flagship Model」の発売を記念して、抽選で1組2名が招待されるほか、タカラトミーではライブビューイングも開催し、『SORA-Q』の月面着陸の挑戦を地球から多くの人々とともに応援するイベントも予定している。
さらに、2023年1月現在、累計3100万部(電子含む)を超える大ヒット漫画「宇宙兄弟」とのコラボモデルが300個限定で発売される。限定モデルを希望する人は早めの予約が安心だろう。
「SORA-Q Flagship Model -宇宙兄弟EDITION-」 33,000円(消費税込み) ※2023年9月2日 限定300個。(C)TOMY (C)小山宙哉/講談社
アルミ合金の車輪を含む本体は、重厚感があるように見えるが、実際に手に取って見ると驚くほど軽く、動きもスムーズだ。リアルなリビングを撮影しながら走行するのもいいが、実際の月面の画面の方がワクワクしそうな気がする。1エーカーほどだが月の土地の権利書を所有している筆者としては、見ることがかなわないと思っていた所有地を探索してみたくなった。
・タカラトミー
https://www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/
取材・文/林ゆり