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ビジネスシーンでよく聞く言葉「ニッパチ」ってどういう意味?

2023.05.05

ニッパチはさまざまな業界で使用され、主に売り上げの低下を嘆く際に使用されるビジネス用語です。ビジネスパーソンなら、意味や使い方を知っておいた方が、会話の中に出てきたときに慌てずに済みます。ニッパチといわれる理由や、対処法などを見ていきましょう。

ニッパチはビジネス用語

ニッパチはビジネスシーンで使われる用語です。どんな業界でも使用するわけではありませんが、何げない世間話の中に登場する機会も多い言葉なので、意味を知っておいて損はありません。ニッパチの意味や使い方を見ていきましょう。

2月と8月の売り上げが振るわないこと

『2月と8月に売り上げが落ち、商売が低迷する現象』をニッパチと呼びます。主に売り上げが下がったときや、売り上げの低下を懸念する際に使われるビジネス用語です。

小売業や飲食業などでよく使用されています。売り上げが下がって喜ぶ人はまずいないので、ネガティブな意味で使われるケースが少なくありません。

例文とともに使い方を確認しましょう。

  • ニッパチでもないのに、今月はやたらと客足が遠のいている
  • ニッパチだからという言い訳は通用しない。気を引き締めて仕事をしてほしい
  • どうも衣料品の売れ行きが悪いと思ったら、ニッパチだった

必ずしも全ての商売に当てはまらない

経済産業省の調査によると、2月は小売業の売り上げが全体的に落ち込む時期です。しかし、8月の売り上げは平均的で、12月の売り上げの上昇が顕著となっています。

飲食業界単体で見ると、8月は売り上げが高い傾向です。また、2月にはバレンタインがあるので、菓子店やバーなどは売り上げは伸びる傾向があります。取り扱う商品によって、ニッパチが当てはまるケースとそうでないケースがある点に注意しましょう。

参考:「二八(にっぱち)」って聞いたことありますか?|その他の研究・分析レポート|経済産業省

2月と8月に売り上げが下がる理由

ビジネスミーティング

(出典) pixta.jp

ニッパチに売り上げが伸び悩む理由は、何なのでしょう。理由が分かれば、対処法があるはずです。2月と8月に売り上げが下がる理由を紹介します。

2月は消費が増える月の影響を受けるから

2月はお金を使いすぎた反動で、消費者の財布のひもが締まるから売り上げが落ちる、という説があります。12月と1月は、忘年会・クリスマス・新年(お年玉)・お歳暮など、出費が多い時期です。

お年玉やお歳暮は毎年のように贈るものなので、途中でやめられず固定費として出ていくことを覚悟している人は多いでしょう。

バレンタインや節分に関係がある業界を別にして、2月に特に出費がかさむようなイベントがある業界は限られています。イベントが不足している場合、売り上げを思うように伸ばせません。

そもそも、2月は28日までしかないため、ほかの月に比べると売り上げが少なくなります。31日まである月と比べて2~3日分の売り上げがなくなるのですから、減って当然です。少々の売り上げの低下は許容せざるを得ません。

初夏と冬のセールの谷間に当たるから

経済産業省がまとめた『百貨店販売額の動向』を見ると、百貨店の衣料品部門の2月と8月における落ち込みは顕著です。百貨店では、2月と8月は初夏と冬のセールの谷間に当たる時季のため、売り上げが落ちやすいといえます。

また、季節の変わり目なので衣類を買おうとする人が少ない点も、理由の一つです。2月と8月はアパレル業界では閑散期といわれ、冬物から春物、夏物から秋物への入れ替え時期に当たります。

『もっと暖かく(寒く)なってから服を買おう』と考える人が多いので、売り上げが伸び悩むのではないかといわれているのです。

参考:「二八(にっぱち)」って聞いたことありますか?|その他の研究・分析レポート|経済産業省

暑さ寒さで外出しづらいから

2月は寒く、8月は暑さが厳しい時期なので外出の機会が減り、購買に結び付かないとする説もあります。寒さや暑さが原因で外に出たくないと考える消費者が増えると、外でお金を使う機会が減って、小売業や飲食業の売り上げが伸び悩む可能性もあるでしょう。

また、8月はお盆シーズンで長期休暇を取る人が増えるので、学生が多い地域などでは、帰省の影響で売り上げが落ちるというケースもあります。

ただし、旅行業界やレジャー産業など、夏休みシーズンに売り上げが伸びる業界もあるので、全てのケースに当てはまるとはいえません。

ニッパチを乗り切る方法

ビジネスプレゼン

(出典) pixta.jp

売り上げが落ちることが分かっているのであれば、何か対策を立てておくべきです。ニッパチを乗り切る方法はあるのか、見ていきましょう。

イベントをうまく利用する

消費者は何かしらのイベントがあると、お金を使いたくなるものです。売り上げを伸ばしたいなら、その月ならではのイベントを考えて需要を生み出す方法があります。

例えば、2月には節分、受験、バレンタイン、猫の日などのイベントがあるので、ニーズを考えて活用するとよいでしょう。

例えばアパレル業界であれば、『バレンタインデーに衣料品を贈ろう』というようなキャンペーンを打ち出してみてはいかがでしょうか。2月22日の猫の日にちなんで、猫をモチーフにした商品を販売するといった方法もあります。

特別なイベントを考え出してイベント不足を補い、消費者にお金を使わせるように仕向けるのがポイントです。

繁忙期にはできない仕事をする

ニッパチが閑散期に当たる業界では、何をしても売り上げが伸びずに悩むケースもあるでしょう。やみくもにイベントを考え出して新しい行動を起こすよりも、『忙しい普段にはできない仕事をするチャンス』と割り切って考えるのも一つの方法です。

暇なときにやるべきことをやっておいて、損はありません。例えば、機器のメンテナンスや売り場の大掛かりなレイアウト変更など、繁忙期に備えた行動にあてるのもよいでしょう。

従業員のスキルを底上げするための研修期間に充てるほか、忙しい時期にはカバーしきれない顧客リストの作成や、ダイレクトメールによるアプローチを行う時間に充てる方法もおすすめです。

構成/編集部

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