15歳~17歳の調査結果:成年(18歳)になったら投資を始めたい人は44%、投資で得た資産は備えとして貯蓄する人が半数
「成年(18歳)になったら、投資を始めてみたいと思いますか?」という質問に関して、「ぜひ始めたい」が14%、「やや始めたい」が30%となり、それらを合わせた「投資を始めたい」という人は44%であった。
特に男性では、始めたい(ぜひ始めたい、やや始めたいの合計)と回答する割合は5割を超え、投資に対する興味・関心が芽生え始めてきているよう。
「投資を始めるとしたら、どんなタイプの投資を一番やってみたいと思いますか?」という質問に関しては、「少額から始められる投資」が30%と最も高い結果になった。少額からの投資タイプが最も需要があるようだ。
「投資をして得た資産は将来どのように活用したいと考えますか?」という質問に対して、投資を始めたいと回答した人は一定数いたが、そのうち半数以上の52%が「目的はないが備えとして貯蓄する」と回答。
そのほか、「自分の趣味・レジャーに使う」が46%、「自分の生活費に使う」が36%と、自分の身の回り(生活費や教育費)に回したい傾向があることもわかった。
18歳~19歳の調査結果:親の同意無しで「投資ができるようになる」ことの認知は26%
成年年齢の引下げによりできるようになることに関する認知は、「結婚ができる」、「クレジットカードが作れる」が高かった一方、「投資ができるようになる」ことを知っている人も2割台後半と、一定の層には認知されているようであった。
調査概要
「Z世代の投資意識」に関するアンケート
調査主体: LINE株式会社
調査対象: LINEリサーチモニター、日本全国在住の15~24歳の男女
調査方法:「LINEリサーチ プラットフォーム」利用の調査
調査期間: 2023年2月24日~2月27日
有効回答: 400サンプル
※LINEユーザーの性年代構成比にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
関連情報:https://trade.line-sec.co.jp/
構成/Ara