人的資本経営推進の障がいになっていると思うもの 1位「対話・コミュニケーションの不足」
勤務先が人的資本経営を推進していると回答した872名を対象に「勤務先の人的資本経営推進の障がいになっているもの」について尋ねたところ、「対話・コミュニケーションが不足している」(34.3%)と回答した人が最も多く、以下、「人事部門のスキル・人手が不足している」(33.9%)、「学び直し・リスキルの支援ができていない」(30.7%)と続いた。
職場の対話・コミュニケーション不足解消に必要だと感じること、「コーチング・1on1ミーティングの導入」がダントツ
全回答者1,000名に「職場の対話・コミュニケーション不足解消のためにはどのようなことが必要だと思うか」と質問したところ、「コーチング・1on1ミーティングの導入」(39.8%)がダントツで多く、以下、「コミュニケーションツールの活用」(29.2%)、「社内イベントの開催」(23.3%)と続いた。
人的資本経営推進のために人事部門に期待する施策、TOP3は 「働き方改革」 「人事制度改革」 「コーチングスキル研修」
全回答者1,000名に「人的資本経営推進のために、勤務先の人事部門に対し、どのような育成支援策を期待するか」と質問したところ、「働き方改革」 が37.0%で、次いで「人事制度改革」が31.6%、 「コーチングスキル研修」が30.0%という結果になった。
年代別に見ると、20代・30代では「リーダーシップ研修」が1位、「コーチングスキル研修」が2位となった。
<調査概要>
調査タイトル :人的資本経営調査2023 ミドルマネジメント編
調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする従業員数300人以上の企業に勤める20歳~69歳のミドルマネジメント(部長・課長)
調査地域 :全国
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2023年2月15日~2月16日の2日間
有効回答数 :1,000サンプル
実施機関 :ネットエイジア株式会社
出典元:ビジネスコーチ調べ
構成/こじへい