上司がヤリチン
あと、何の関係もないんですが上司がヤリチンでしたね。
二股です。ある時期、上司AはXさんと性的関係を持って、同時にXさんの同僚Yさんとも性的関係を持っていたんです。
会社にバレて上司Aは始末書を書かされています。刑法で言うと【社内暴れん坊将軍罪】ですね。最高刑は死刑です(んな法律ねーだろ)
けっこう会社もテンヤワンヤになったようです。上層部が女性社員らに「上司と部下の交際について注意するよう」というメールを送ったり。
注目はココからですよ。この大騒動を引き起こした4ヶ月後に!
判決文より引用
婚約者おったんかい!スルッと結婚しとるがな!
--- 林さんどうですか?
想像力ゆたかな資格のない林裁判官
「3マタ、野球にたとえるなら大谷翔平の二刀流を上回る三刀流を華麗にこなしており、社内がてんやわんやの状況下、おそらくハワイの青空の下でニコニコとケーキ入刀をしたことは容易に推察できるところであり慰謝料は100万円を下らない」
いそうな裁判官(架空)
「と林は述べるが、証拠に基づかない事実認定がはなはだしく裁判官としての資質に欠ける上、原告Xは上司Aに対しては何ら請求していないのであるから民事訴訟の処分権主義に則り判断しないこととする」
林
「ムキー!」
Q.
処分権主義って何ですか?
A.
裁判所は、まな板に乗せられたものだけを調理するんです。つまり原告が請求していないものについては判断できないんです。
さいごに
専門業務型裁量労働制は、今回のように要件を満たしていないケースが多いと思います。「なんかクリエイティブっぽい仕事だから裁量労働制ね」は通用しません。
▼ 相談するところ
「ウチそれ採用してるから残業代は出ないよ」と言われている方がいれば労働局に申し入れてみましょう(相談無料・解決依頼も無料)。労働局からの呼び出しを会社が無視することもあるので、そんな時は社外の労働組合か弁護士に相談しましょう。
今回は以上です。「こんな解説してほしいな〜」があれば下記URLからポストして下さい。ではまた次の記事でお会いしましょう!
取材・文/林 孝匡(弁護士)
【ムズイ法律を、おもしろく】がモットー。
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