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動物専門寄付サイト「アニドネ」の創設者に聞く、日本の動物福祉の課題とこれから

2023.04.15

恵まれない環境にあるペットに対して何か役に立ちたいと思った時、その入り口の役割を果たしてくれるのが公益社団法人アニマル・ドネーション(以下略称アニドネ)である。

多くの人と動物のために頑張っている団体を繋ぐ《中間支援組織》として、日本「初」の動物専門の寄付サイトを運営している。「犬や猫のために何かをしたい」という動物好きの優しい「キモチ」を「カタチ」にしてくれている。今回は代表理事・西平衣里さんに、アニドネについてインタビューをお願いした。

日本初の動物専門寄付サイトのスタート秘話

――まずアニドネについて教えていただく前に、代表理事の西平さんご自身について伺いますが、たいへんな愛犬家だとか?

西平さん 犬はもちろんずっと大好きなのですが、それだけでなく小さな頃はインコとは一緒に寝てました。スズメの赤ちゃんやメダカを飼育することも。猫は出産に立ち会ったり、生まれた子猫を友達の家族に引き取ってもらったり……と常に動物が側にいました。

――アニドネは人と動物が良きパートナーとして共に幸せに暮らせる社会を目指している団体ですが、なぜこのような仕組みを立ち上げようと思ったのでしょうか?

西平さん 犬と暮らし始めたことをきっかけに、動物を取りまく医療やブリーディング、業界の環境などに関心を持つようになりました。そこから行政施設を見学したり、多くの方のお話を伺う中で、自分にも何かできないかを考えるようになったんです。そして自分ではレスキュー団体は運営できなくても、間接的にでも助けられる仕組みがこのオンライン寄付を繋ぐ中間支援組織という形でした。

――スタート時に最も苦労した点は何でしたか?

西平さん クレジットカードを使って寄付することが当たり前ではなく、決済会社に何社も断られたりしました。しかし熱意と出会いによって、オンライン寄付サイトを世に出すことができました。

手探りで始めてからあっという間に12年が経ちましたが、アニドネを支えてくれるボランティアや企業サポーターの方も増えてきて、嬉しく思っています。

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