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Googleが詐欺広告などに対する取り組みなどをまとめた「Ads Safety Report」を公開

2023.04.10

有害なコンテンツの停止と削除および誤った情報への対処

近年、私たちは広告エコシステムにおける誤った情報や信頼性を欠く主張に対処するために、大規模な施策を実施してきました。健康上有害な主張を訴求したものや、選挙への信頼や参加を損なう可能性がある明らかに誤った主張に対処するためのポリシーもそのひとつです。 また Google は、気候変動を否定する意見に対しても、業界に先駆けたポリシーを策定しました。

2022 年にはこれらのポリシー違反のため広告配信を停止したパブリッシャーのページは 30 万以上におよび、2,400 万件以上のポリシー違反の広告を配信停止にしました。Google はさらに、ヘイトスピーチ、暴力、健康に関する有害な主張など、不適切な内容の広告を 5,250 万件以上、そして武器や爆発物など危険な製品やサービスの広告を 2,560 万件以上、停止または削除しています。

世界各地で主要な選挙が行われる前には、Google のプラットフォームで有権者が目にする選挙広告について信頼できる情報を提供する取り組みを続けました。その一環として、選挙広告に関する適格性確認と透明性プログラムを拡充し、米国では 5,900 件以上、ブラジルでは 2,300 件以上の新規広告アカウントの適格性確認を行いました。米国などにおいて、これらの広告主が掲載する選挙広告では、誰が広告費を支払ったかを開示しており、Google の政治広告についての透明性レポートにも掲載されています。

また、広告主が Google の求める適格性確認プロセスを完了させていないために停止した選挙広告は 260 万件以上にのぼります。

ウクライナでの戦争への対応

ウクライナでの戦争開始を受けた際も Google はすぐに行動を起こし、戦争を利用するコンテンツ、戦争の存在を否定するコンテンツ、または戦争を容認するコンテンツを含む広告を禁止しました。 これは、Google が長年にわたって掲げてきた、暴力を扇動するコンテンツや悲劇的な出来事を否定するコンテンツへの広告掲載や、Google のサービスを利用して収益化することを禁止するポリシーに加えられたものです。

また、ロシアにおける商業活動の大半を Google 製品全体で一時停止しました。ロシアでの広告表示やロシアを本拠地とする広告主が掲載する広告の一時停止のほか、ロシアの国営メディアが収益化することを Google のプラットフォーム全体で一時停止しています。

2022 年を通して、私たちはこれらのポリシーの施行に注意を払い、デリケートな事象に関するポリシーに基づいて、1,700 万以上のウクライナでの戦争に関連する広告を停止しました。

この他にも、Google のプラットフォーム上で 275 以上のロシアの国営メディアサイトから広告を削除しました。

子どもの安全を最重要視

製品の設計やポリシー策定において Google が最も重要視することのひとつが、世界中の子どもたちや 10 代の若者の安全を確保することです。そのため、私たちは長い間、子ども向けのパーソナライズド広告やターゲティングを阻止してきました。

また、露骨な性的コンテンツやギャンブル、アルコール、医薬品の広告など、成人向けの広告カテゴリをフィルタリングしています。2021 年には、これらの保護を世界中の 18 歳未満のすべてのユーザーに拡大することを発表しました。

年齢、性別、興味に基づく広告ターゲティングの阻止や、年齢を考慮した広告カテゴリが 13 歳以上の未成年者にさらに配信されないようにすることなどを掲げています。この変更の適用は欧州から開始され、昨年には全世界で完了しました。

また、現在は 18 歳未満のユーザーに出会い系アプリ、コンテストや懸賞、減量目的の製品などを宣伝する広告を禁止しています。

透明性向上とユーザー自身による管理の強化

私たちは、ポリシーの策定と適用に加え、表示される広告に関するより多くの情報をユーザーの皆さまに提供し、ユーザー自身が広告体験を管理できるようにすることで、業界に先駆けた取り組みを進めていくことをお約束します。

10月に、Google 検索、YouTube、Discover で表示される広告の種類を管理できるマイ アド センターの提供を開始しました。マイ アド センターでは、デリケートなカテゴリを扱う広告を自分で管理したり、広告体験をパーソナライズするのに使用される情報を詳しく確認することができます。開始から 3 か月間で、7,000 万人以上がマイ アド センターへアクセスし、そのうちの 20% 以上が表示したい広告の調整に関わるものでした。

また Google は、ユーザーが信頼できる広告主を見分けることができるよう、大きな取り組みを進めています。2020 年に広告主の適格性確認を開始し、現在では 240 を超える国と地域に拡大しています。2021 年には米国で広告主に関するページを開設し、適格性が確認されている広告主について、所在地、事業内容、最近掲載した他の広告などの情報を確認できるようにしました。2022 年には、このプログラムを全世界に拡大しました。

本日、Google は、新たな透明性を担保するツールとして 「広告の透明性について」 を発表します。「広告の透明性について」は、Google 検索、ディスプレイ、YouTube など Google のすべてのプラットフォームにおいて、適格性が確認されている広告主を検索できるもので、特定の広告主を検索して広告主ページを確認することができます。

2023 年の展望

安全で信頼できる広告体験を提供することは、世界中の情報を整理し、誰もが便利に利用できるようにするという Google の使命と強く結びついています。2023 年も、広告主やパブリッシャーの皆さまのビジネス成長をサポートしながら、Google のプラットフォームを悪意ある利用から守るために対処する取り組みを進めてまいります。

関連情報
https://japan.googleblog.com/

構成/清水眞希

 

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