オンライン診療で不安・心配なことは「正確な診療ができなさそう」
1位になったのは「正確な診療ができなさそう(267人)」。以下、2位「うまく症状を伝えられなさそう(92人)」、3位「触診・検査ができない(26人)」と続く。
オンライン診療では触診や検査ができず、症状を伝えにくいことから、正確性に不安を感じている人が多いのかもしれない。
実際医師の中にも「オンライン診療だけですべては診断できない」と考えている医師が多いようだ。また「通信環境」「セキュリティ対策」など、技術的な問題に不安を持っている人もいた。
一方で「不安なことはない」と答えた人も27人いた。
慢性疾患や生活習慣病などの定期的な受診をオンラインにすれば、「受診にかかる時間の短縮」「移動の負担がなくなる」といったメリットがある。
しかしオンライン治療では触診や検査ができないため、診断の正確性に不安が残るほか、急を要する症状には適していない。
また初診からオンライン診療だと「信頼できる医師なのか」と不安になる人も多いはず。「触診や検査」「医師とのコミュニケーション」が重要な状況であれば、適宜対面診療と組み合わせる使い方が適しているだろう。
調査概要
調査対象/全国の男女
調査期間/2023年2月16日~17日
調査機関/自社調査
調査方法/インターネットによる任意回答
有効回答数/500人(女性339人/男性161人)
回答者の年代/10代 0.4%/20代 17.0%/30代 41.2%/40代 26.4%/50代 12.4%/60代以上 2.4%/不明 0.2%
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構成/清水眞希