小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

本体5280円+月額528円で家族を見守る「まもサーチ3」を1か月間使ってみてわかったこと

2023.04.01

■連載/石野純也のガチレビュー

 モバイル通信に対応し、GPSやWi-Fiで取得した位置情報を使って“見守り”ができるGPSタグが人気を集めている。音声通話などができない代わりに維持費が安価で本体もコンパクトなため、子どもでも持ちやすいのがそのメリットだ。学校によっては携帯電話の持ち込みを原則として禁止しているケースもあり、見守り需要を満たす製品として市場が拡大している。

 ソフトバンク系列のIoT家電ブランドである+Styleが送り出す「まもサーチ3」も、そんなGPSタグの1つだ。同製品は、コンパクトなサイズ感とバッテリー駆動時間の長さを両立させているところに、最大の特徴がある。位置情報は、GPSだけでなく、LTEやWi-Fiのネットワークからも取得しているため、屋外はもちろん、屋内でも比較的高い精度を実現。本体価格は5280円、月額料金も528円とリーズナブルだ。

 では、実際、GPSタグを使うと、どの程度の見守りができるのか。バッテリーがうたい文句どおり、十分持つのかも気になるポイントと言えるだろう。そこで、+Styleのまもサーチ3を子どもに持たせて、約1か月間、使用してみた。そのレビューをお届けしよう。

+Styleが発売したまもサーチ3

コンパクトなボディで軽くて持ち運びやすい、充電の仕様にはクセも

 まずは、本体デザインをチェックしていこう。外観は、子どもがランドセルやリュックにつけて持ち運べるほどのコンパクトさ。キーホルダーの飾りと同程度で、身近なガジェットに例えると、縦横のサイズ感はAirPods Proのケースに近い。この手のGPSタグとしては薄型に作られているため、カバンなどにつけやすい印象だ。スペック的には49mm四方の正方形で、厚みも15.5mmにとどまっている。スマホよりはやや厚いが、ポケットにも収まりやすい。

本体が薄く、カバンなどにつけやすい。ストラップホールも備える

 39gと非常に軽いのも、まもサーチ3の特徴だ。競合他社のGPSタグが軒並み50gを超えていることを踏まえると、同製品の優位性と言えるだろう。子どものカバンにぶら下げておくものだけに、GPSタグは軽ければ軽い方がうれしい。もちろん、それでバッテリーが減り、頻繁に充電しなければならないというのでは意味がないが、まもサーチ3は駆動時間が長く、3、4分に1回の測位でも最大2か月間利用できる。

 実際、本製品を入手してから、充電せずに使い始めたが、1か月ほどバッテリーが持った。バッテリーの残量は、本体に搭載されたLEDの色で見分けることが可能なほか、見守り側のアプリからもチェックできる。バッテリーが尽きそうになると、通知が表示され、充電を促される。ただし、残量は色分けされたメーターで、ザックリとしかわからない。スマホのように100%単位で表示されれば、もう少し充電のタイミングをつかみやすいだけに、今後の改善に期待したい。

バッテリー残量は本体で確認可能。60%以上の残量があると緑になる

 充電には、USB Type-Cを使用する。スマホと充電器を共用できて便利……と思いきや、ここにトラップがあった。まもサーチ3は、ケーブルの両端がType-Cの充電器には非対応。充電器側の端子は、USB Type-Aでなければならない。最近の充電器は、USB PDの急速充電に対応するため、両端がUSB Type-Cのケーブルを用いることが多い。両端がType-A/Type-Cのケーブルはむしろレアだ。

充電にはUSB Type-Cを利用する。ただし、充電器やケーブルは限定されるため、注意が必要だ

 筆者も、いざ充電しようと思ったが、使用中の充電器がすべてType-C端子を採用していたため、Type-A端子の充電器を引っ張り出してくる必要があった。充電器は以前のiPhoneに付属していたものを流用できたが、今度はケーブルが見つからない。職業柄、充電用ケーブルは一般的な人より多く所有しているつもりだが、Type-A/Type-Cのケーブルは1本しか見つからなかった。

 しかも、そのケーブルがまもサーチ3と相性が悪く、これまた充電ができない。想定外に充電のハードルは高かった。最終的に、改めて入手したケーブルで充電できたが、充電器の条件がシビアすぎることは否めない。スマホで一般的な両端がType-Cのケーブルに対応していればよかったが、そうでなければ、確実に充電できるケーブルもつけてほしかったというのが正直な感想。ITリテラシーが高くない保護者は、ここでつまずいてしまう可能性もありそうだ。

登録や利用は簡単、位置情報の精度も高い

 とは言え、充電できてしまえば利用方法は簡単で、まず、本体を登録する必要がある。本体背面にQRコードが印刷されているため、まもサーチアプリをインストールしたスマホで読み込み、手順に従えばいい。事前にユーザー登録は必要だが、10分もあれば完了する。

本体裏のQRコードを読み取って、スマホで設定したアカウントに紐づける

 ちなみに、冒頭で料金は528円と記載したが、年額プランも用意されており、まとめて支払えば料金を抑えることが可能だ。お試しとして月額プランで何か月か利用したあと、年額プランに切り替えてもいい。年額プランは、一括で5500円。1か月あたりに直すと、458円まで料金が下がってリーズナブルだ。

料金は月額528円もしくは年間5500円。後からプラン変更も可能

 登録が済んだら、あとはアプリを開いて位置を確認するだけ。マップに、まもサーチ3の位置が表示される。測位にGPSだけでなく、Wi-Fiやモバイルネットワークを利用しているため、屋内にいてもかなりピンポイントで場所を表示してくれる。その意味で、精度は高いと言えるだろう。ただし、まったく誤差がないかというとそうでもない。家の中に置いていても、フラフラと位置が移動してしまうことがあり、メートル単位で場所がズレる。

位置情報は、地図上に表示される。GPSの衛星が見通せない屋内でも比較的正確だが、誤差がゼロというわけではない

 とは言え、子どものおおよその居場所はきちんとわかる。学校や塾、習い事の教室などの範囲で場所がわかるだけで、安心感は大きく変わってくる。見守られている安心感は、子ども側にもあるようだ。これだけで、月額料金の元は十分取れていると評価できる。

 また、あらかじめ範囲を指定し、その場所に出入りした際に通知やメールを送る「エリア通知」の設定をすることも可能だ。範囲は、半径100mから1㎞の間で選択できるが、あまり広く設定しすぎると意味がなくなってしまう。かと言って、100mにすると、先に挙げたような誤差が生じた際に誤って通知が送られてくる可能性もある。利用時には、ほどほどの広さに設定しておくといいだろう。

あらかじめ指定した範囲に入った際に通知するエリア設定。学校などを指定しておくといい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年7月16日(火) 発売

超豪華付録「3WAYハンディ扇風機」付きのDIME最新号では「ヒット商品は『推し』が9割!」を大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。