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世界三大歌劇場での観劇からザッハートルテまで!?ウィーンに行ったら1000円で何ができる?

2023.04.01

無形文化遺産の「ウィーンのカフェ」も1000円で!他にも1000円で楽しめるグルメあり!

ウィーンには1000軒を超えるカフェがあり、カフェなしではウィーンの歴史や文化は語れないと言っていいくらい昔から生活の一部として強く根付いている。

その「ウィーンのカフェ文化」はユネスコ無形文化遺産になっているくらいだ。残念ながらカフェの料金も年々値上がりしているが、1000円以下でも楽しめる方法もある。しかもウィーンで最も有名で伝統的なカフェ「カフェザッハー」でも、だ。

内装もとても豪華なカフェザッハーの店内。

そのカフェザッハーオリジナルの「ザッハートルテ」は、世界中からこれを目当てに来た人たちの行列が1日中絶えない有名なチョコレートケーキだ。

通常サイズは8ユーロ(1140円)を超えてしまうのだが、ミニサイズは生クリーム付きで6.9ユーロ(983円)とギリギリだが1000円以下だ。

ミニサイズのザッハートルテはラム酒入りのものもある。

ウィーンのカフェやレストランでは無料の水は出て来ないので、現実的にはドリンクを頼むと1000円を超えてしまうのだが、ウィーンで一番基本と言われるエスプレッソとミルクが半分ずつで上にミルクの泡かホイップクリームが乗ったメランジェ、カプチーノ、ラテ、紅茶などはいずれも6.9ユーロ(983円)とカフェザッハーでも1000円以下だ。

不思議なことにアルコール飲料の方が安いものもあり、ザッハーホテルのバーでもビール1杯(200ml)4.5ユーロ(641円)から、白ワインは6ユーロ(855円)からメニューに並んでいる。

世界の皇族やセレブも宿泊する5つ星ホテルの素敵なカフェやバーにいながら、1000円以下で軽く1杯いただけるのだ。

カフェやレストランでは平日限定でお得なランチメニューを用意している所も多いが、いずれも1000円では足りない。お店によってはスープや、デザートなどなら1000円以下で食べられるという程度だ。

カフェの朝食セットも1000円ではほとんどの所では食べられないが、イートインスペースやテラス席のあるベーカリーなら6.9ユーロ(983円)で「ウィーン風朝食」が食べられる。

好きなホットドリンク1杯、好きなパン2つ、バターとジャム、もしくはハチミツ付きの満足できるセットだ。サンドイッチなども400円代から揃っていて、テイクアウトのコーヒーは2ユーロ(285円)ほどからある。

暖かい季節はパン屋さんでサンドイッチとコーヒーを買って、公園で食べるのも楽しい。

街のパン屋さんに並ぶサンドイッチ。新鮮で種類も多く朝食やランチにおすすめ。

ウィーンの人気のストリートフードの1つはソーセージで、街角にたくさんのソーセージスタンドが建っている。

街角に立つソーセージスタンドの1つ。行列が出来ていることも多い。

そこで売られている人気メニュー、くり抜いたパンの中にソーセージを詰めたものは4.8ユーロ(684円)から。ソーセージの種類や食べ方は多く、チーズの入っているものや、黒パンが付いてくるものなどがある。

ランチやスナック、夜食などにマスタードやケチャップを付けて、スタンドの周りに設置してあるテーブルで食べるのが一般的だ。

色々な種類のソーセージやパン、飲み物が買えるスタンドの様子。

ちなみにスタバのカフェラテはトールサイズ4.2ユーロ(598円)、マクドナルドのハンバーガーは1.3ユーロ(185円)、物価を比べる指数の基準となっているビックマックは4.5ユーロ(641円)といずれも日本よりも高い。

スーパーでは500ml入りのボトル入りの水は30セント(42円)ほどから、ビールは330ml入りの缶ビールが1ユーロ(142円)ほどから、ワインも750ml入りで2ユーロ(284円)以下からと比較的安い値段で手に入る。

フルーツや野菜はたまに安いものもあるが、肉や魚は安くはない。それに比べると飲み物は安いものも多いというのが印象的だ。

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