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年収中央値が高い業種ランキング、3位医薬品メーカー、2位投信/投資顧問、1位は?

2023.03.26

正社員として日々仕事をこなし、毎月給与が振り込まれる中で、ふと「自分の収入は世間一般の平均値と比べて上なのか、下なのか」と気になることはないだろうか?

そんな多くの人が気になるであろう「正社員の年収中央値」がこのほど、転職サービス「doda(デューダ)」より発表された。本調査は、2021年9月~2022年8月の1年間に「doda」のサービスに登録した約56万人のデータをもとに、正社員としてはたらく20歳~65歳までのビジネスパーソンの年収中央値をまとめたものだ。

正社員の年収中央値は350万円

約56万人のデータの年収中央値は、350万円だった。年収分布を見ても、300万円~400万円の層が多いことがわかる(図①)。一方で、平均年収は403万円だった。平均値が中央値を上回ったのは、年収が高い層が平均値を引き上げたためだ。

なお、男女別で見ると、男性の年収中央値は400万円(平均年収:449万円)、女性の年収中央値は303万円(平均年収:347万円)となった。

男性の年収中央値は、40歳手前まで年齢とともに緩やかに上昇傾向

年齢別で年収中央値を見ると、20代前半から後半にかけて年収が上昇傾向にあることがわかる(図②)。しかし、30歳ごろを境に男女で傾向の違いが見られた。

男性は、40歳手前まで平均値と中央値であまり差がなく、年齢が上がるにつれて年収も伸びている。しかし40代になると、平均値は上昇傾向にあるものの、中央値は500万円のまま横ばいの状態が続いている。

女性は、30歳手前までは平均値と中央値であまり差がなく、年収は上昇傾向にある。しかし、年収中央値は29歳以降横ばいの状態が続き、50代半ばまで350万円~360万円を推移している(図②、表①)。

これは、ライフスタイルの変化によって仕事量を調整していることや、昇進する人が少ないことが理由として考えられる。なお、男女ともにピークは60歳となっている。60歳以降は、再雇用や再就職をする人が多いこともあり、年収が下がる傾向にある。

職種別:年収中央値の1位は「医師」で855万円

年収中央値が高い職種を見てみると、最も高いのは「医師」で、855万円だった(平均年収:1,027万円)。「医師」は中央値と平均値の差が全職種で最も大きい結果となった。これは、担当領域が多岐にわたるため、年収の差が生じたと考えられる。

2位は「運用(ファンドマネジャー/ディーラー)」で710万円(平均年収:845万円)、3位は「投資銀行業務」で700万円(平均年収:850万円)だった。

業種別:年収中央値の1位は「たばこ」業界で700万円

年収中央値が高い業種を見ると、最も年収中央値が高いのは「たばこ」業界で、700万円(平均年収:769万円)だった。2位は「投信/投資顧問」で600万円(平均年収:768万円)で、全業種の中で最も平均値との差が大きいことから、収入の個人差が大きい業界であると言える。3位は「医薬品メーカー」で550万円(平均年収:617万円)だった。

<調査概要>
【対象者】2021年9月~2022年8月末までの間に、dodaサービスに登録した20~65歳の男女
【雇用形態】正社員
【有効回答数】約56万件

※年収中央値、平均年収:手取りではなく支給額
※順位算出:年収中央値(万円)で順位づけ

出典元:転職サービス「doda」

構成/こじへい

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