【目標に関するお金事情】自己投資額の平均は55.4万円も、無駄にしてしまったと感じる金額は平均23.1万円!?
『目標に費やす金額(自己投資額)※2』について尋ねたところ(N=600)、年間で費やす金額は平均55.4万円と判明。
続いて、『目標に費やす金額(自己投資額)の割合』について尋ねたところ(N=600)、「お金関係」が37.3%、「健康関係」が23.7%、「家族関係」が16.4%、「仕事関係」が13.4%、「交友関係」が10.7%、「その他」が8.1%、「恋愛関係」が5.0%を占めることが明らかになり、お金関係の目標に最も費やしていることが判明。
また、『無駄にしてしまったと感じる目標に費やした金額(自己投資額)』について尋ねたところ(N=600)、年間平均23.1万円と判明。
無駄にしてしまったと感じることとして、「資格を受けたけどうまくいかなかったこと」や「買った本を読んでいないこと」、「ダイエット食品代」、「エステサロン代」という声などが挙げられた。
※2:目標に費やす金額(自己投資額)…目標達成のために使ったお金や貯蓄/運用のための金額の総計
【目標を達成する人の傾向】目標を達成できている人ほど1年間の充実度が高い?
また、目標を詳細に立てている人の68.4%は資産形成/運用をしているのに対し、目標を立てない人は22.9%に留まり、目標を立てている人の方が資産形成/運用をしている傾向に。
詳細に目標を立てている人が利用している投資商品TOP3は、「投資信託(NISA、つみたてNISA以外)」、「NISA」、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」。
『1年間の充実度』を100点満点中で尋ねると、目標達成率が平均(51.8%)以上の人(N=266)では平均75.2点であった。一方で、目標達成率が平均未満の人(N=334)では平均51.1点となり、目標達成率が高い人ほど1年間の充実度も高いことが明らかになった。
資産形成/運用をしている割合は、目標を立てていない人(N=1,402)で22.9%。一方、ざっくりと目標を立てている人(N=648)では41.5%、詳細に目標を立てている人(N=98)では68.4%となり、目標を明確に立てる人ほど資産形成/運用をしているという傾向が判明。
さらに、詳細に目標を立てている人、ざっくりと目標を立てている人、目標を立てていない人を比較すると、詳細に目標を立てた人ほど、「投資信託」や「個人型確定拠出年金」、「NISA」などの投資商品を利用していることが判明した。
詳細に目標を立てている人が利用している投資商品TOP3は、「投資信託(NISA、つみたてNISA以外)」が71.1%、「NISA」が34.2%、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」が28.9%であった。
【お金に関する長期目標】半数以上の人がお金に関する長期的な目標を立てていることが明らかに!
『貯蓄や資産形成などのお金関係で長期的な目標を立てているか』について尋ねたところ(N=600)、立てている人は57.7%であった。
続いて、長期的な目標を立てている人(N=346)に対して『目標資産額』について尋ねると、平均で2215.8万円となり、老後2000万円問題への意識からか、老後に向けた長期的なお金の目標を持っていることがうかがえる結果となった。
出典元:松井証券株式会社調べ
構成/こじへい