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ゲーマーに人気のレトロゲームTOP3、3位パックマン、2位テトリス、1位は?

2023.03.22

人がゲームにハマりすぎる原因と、Z世代があまりゲームにのめり込まない理由とは

パックマン、スペースインベーダー、スーパーマリオブラザーズの時代から、ビデオゲームの世界は大きく変わった。今日では、高解像度のグラフィックスやオンラインマルチプレイヤー機能により、ゲームはかつてないほど没入感のある、魅力的なものとなっている。

しかし、このように没頭することで中毒になる可能性があり、そのリスクは子供やティーンエイジャーに限られたものではない。では、熱心なゲーマーの平均年齢は何歳くらいなのだろうか。

ExpressVPNは、米国で1,000人、英国で1,000人のゲーマーと称する人々を対象に調査を実施した。

また、国際的に有名なスウェーデンのeスポーツチーム「Ninjas in Pyjamas(ニンジャズ・イン・パジャマズ、通称:NiP)」に所属するプレーヤーたちからも興味深い考察が得られたので、早速結果をお伝えしていこう。

若年層は、上の年代よりもゲームに費やす時間が「短い」

あなたは平均的なゲーマーをどのようにイメージしているだろうか。もし、他のプレイヤーを罵りながら日夜ゲームに興じるティーンエイジャーの姿が頭に浮かんだなら、それは真実から少し外れているかもしれない。

今回の調査では、30代と40代のゲーマーは毎日ゲームをする傾向が強く、実に68%が毎日ゲームをしていることが明らかになった。一方、20代で毎日ゲームをしていたのは58%。

Z世代よりも多くのミレニアル世代が、毎週丸一日ゲームをしていると回答している。また、46~55歳の年齢層では、毎日ゲームをする人はミレニアル世代よりも少ないものの、1回に24時間以上ゲームをする人は、ミレニアル世代よりも多くなっていた。

さらに、ミレニアル世代の59%が睡眠や他の仕事の妨げになるとわかっていても、ゲームを続けていると回答。これは、ミレニアル世代が日中仕事で忙しく、趣味の時間が夜間になるためと思われる。

一方、Z世代は、上の年代に多い夜間のゲームプレイをあまりしないと回答した。ここで生粋のゲーマーの皆さんに朗報なのは、ひたすらプレイして練習することで、プロになるのは現実的に可能、ということ。

NiPのメンバーであるAstraさんによると、一般的にプロのゲーマーなるまでに6,000時間のプレイ時間をこなしている人が多いという。つまり、毎週24時間ゲームに費やせば、4.8年後には最終的にプロになれる可能性があるのだ。

なぜミレニアル世代が最大のゲーマーなのだろうか。推測になるが、ピクセル化された8ビットの世界から、豊かでリアルな環境へと進化するゲーム業界を見ながら育ったことに要因がありそうだ。

80年代から90年代前半に生まれた多くの子供たちにとって、ビデオゲームはリラックスし、友人とつながり、新しい友人を作るための手段でもあった。

一方、Z世代は、ポケットにスマホを入れ、インターネットに接続できない世界を知らずに育ってきた。彼らにとってゲームは、ただ時間をつぶし、しばらくの間現実から逃避するための手段なのかもしれない。

また、ミレニアル世代は、学生や社会人になったばかりの若い世代に比べ、自分の好きなエンターテインメントに費やすことのできる自由に使える収入が多いことも特徴だ。

実際、ミレニアル世代の3分の1は、1回のゲーム内課金に50~100ドルかける用意があると答えており、5人に1人は100ドル以上かけても問題ないと考えている。

日常生活に悪影響があるとわかっていてもやめられない!?依存症を自覚するゲーマーも

ほとんどのビデオゲームは、プレイヤーがミッションを進めるために達成しなければならない明確な目標が設計されている。この達成感は、快感や満足感をつかさどる神経伝達物質であるドーパミンの急激な放出につながる。

ドーパミンが分泌されると、プレイヤーは新たな課題に挑戦し続けることができるようになり、その結果、プレイヤーはより多くの時間をゲームに費やすようになり、ゲーム習慣をコントロールできなくなってしまうこともある。

5人に1人以上が「ゲームに費やす時間を減らしたい」と回答し、ミレニアル世代の5%が「ゲームに依存していると感じる」と答えたのに対し、Z世代では3%であった。

ゲーム中毒の最も一般的な兆候の1つは、他の活動に集中できず、ゲームをしていないときでもゲームのことを考えてしまうこと。

驚くべきことに、30%近くのプレイヤーが常にゲームのことを考えていると認識しており、半数近くがゲームに比べて他のことはつまらないと感じているよう。

ゲームの世界以外の楽しみを見いだせないことで、ゲームに夢中になり、食事や社会的な交流、睡眠、仕事など、日常生活に欠かせない行動がおろそかになってしまうことがあるようだ。

心配なことに、回答者の半数以上が、日常生活に悪影響を及ぼすとわかっていてもゲームを続けてしまうことが多いと告白している。

NiPのメンバーはゲームと依存の関係をどのように捉えているのだろうか。「特にスポーツや音楽などの他の趣味がない場合は、ゲームは非常に中毒性があります」とAstraさんは言う。一方、「依存症という言葉は大袈裟に感じます、依存症に陥っている人はそれほど多くはないと思います」との感想もあった。

彼女のチームメイトであるAleksibさんは、自分が情熱を注いでいることに夢中にならないようにするのは難しいことだと付け加えている。

「自分はずっとゲームにはまっていて、今でもゲームにはまっています」とAleksibさんは話す。

「ゲーム熱をトーンダウンする必要がある場合は、常にバランスを取る必要があると思います。散歩や体のストレッチなど、より健康的なことに集中するために休憩を取り、ゲーム活動をコントロールできなくなるリスクを大幅に減らすことができます」

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