お花見予算は昨年より増加、1位は秋田県
今年のお花見の予算の全国平均は2,530円となった。これを昨年と比較すると25円プラスとなり、直近5年で最も低かった2021年と比較すると401円プラスとなっている。
新型コロナウイルス感染症流行前の2019年とはまだ200円ほど差があるが、少しずつコロナ前に戻りつつあるようだ。内訳は主に飲食代や交通費で、軽食をとりながら桜を楽しむ人が多いことが推察できる。
都道府県別に見てみると、最も高い予算となったのは秋田県の3,283円で、次いで沖縄県の2,976円、3位は滋賀県の2,934円という結果に。
秋田県と沖縄県は昨年はトップ10外だったが、今年は大きく順位を上げた。昨年トップ10の滋賀県(昨年8位→3位)、香川県(昨年6位→4位)、福井県(昨年2位→7位)、熊本県(昨年3 位→10位)は今年も引き続きトップ10にランクイン。過去のお花見予算ランキングで上位の常連となっている青森県は今年は5位で2,878円だった。
お花見の時間帯は「昼間」が多数派
お花見をする時間帯については、圧倒的に多かったのは「昼間」で79%、次いで「夜」が12%、「朝」は9%。
「昼間」と回答した人からは、“日差しのある暖かい時間にお花見したいから”“太陽の下桜が一番きれいに見られると思うから”“青空を桜のコントラストを楽しみたいから”といったコメントが多く寄せられた。
夜派の理由としては、“ライトアップを楽しみたいから”“仕事帰りにお花見したいから”などが挙げられ、朝派の理由としては、“朝の散歩がてら”“人の少ない時間に楽しみたいから”などが上がっている。
一度は行ってみたい桜の名所1位は青森・弘前公園
一度は行ってみたい桜の名所についてフリーコメントで回答を受け付けたところ、1位は弘前公園(青森県)で1,178票を集め、2位は吉野山(奈良県)で964票、3位は三春滝桜(福島県)で346票という結果になった。
4位以下は接戦となり、五稜郭公園(北海道)が177票で4位、高遠城址公園(長野県)が175票で5位、造幣局 桜の通り抜け(大阪府)が162票で6位、目黒川(東京都)が153票で7位と、全国の人気スポットが名を連ねる結果となった。
関連情報
https://weathernews.jp/sakura/
構成/清水眞希