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オレンジデーは記念日として登録されてからまだ歴史が浅いので、どんな日なのか詳しく知らない人もいるでしょう。カップルに関係する日であり、過ごし方を知っているとお互いの絆を深められます。オレンジデーの意味や過ごし方を見ていきましょう。
オレンジデーって何の日?由来もチェック
オレンジデーと聞いても、何月何日のことなのかパッと思い浮かばない人は多いはずです。オレンジデーが何の日なのか由来を紹介していきます。
4月14日はカップルが愛を深め合う日
オレンジデーは2009年に、柑橘系フルーツの名産地・愛媛県の『JA全農えひめ(全国農業協同組合連合会 愛媛県本部)』によって、一般社団法人『日本記念日協会』に認定登録されました。
大切な人に贈り物をして愛を深め合う日にしてもらいたいという思いが込められており、日付はバレンタインデーの2月14日・ホワイトデーの3月14日に続く、4月14日です。
愛媛県では2023年にオレンジデーを記念した、期間限定デザインの『みかん電車』が運行されたこともありました。伊予鉄道のみかん電車は道後温泉駅から松山市駅、またはJR松山駅間を通年運行している路面電車です。
オレンジが愛のシンボルであることに由来
オレンジとカップルがどう関係するのかというと、オレンジがたくさんの実を付ける特徴があるため、『繁栄のシンボル』として知られていることに由来しています。
また、欧米では花嫁が結婚式で幸福になるためのジンクスとして、オレンジの花を身に付ける風習が有名です。1840年代に、当時の流行の発信源だったヴィクトリア女王が自身の結婚式で、白いウェディングドレスと白いオレンジの花を身に付けたことがきっかけとされます。
神話の世界でも、オレンジの花が愛のシンボルとして登場する点に注目です。ギリシャ神話では、天空神ゼウスが結婚に際して妻のヘラに贈ったものが、オレンジの花だといわれています。
韓国のオレンジデーは11月14日
韓国にもオレンジデーと呼ばれる日があります。韓国は11月14日が『ムービー&オレンジデー』とされ、カップルがオレンジジュースを飲んで映画を見る日です。韓国のオレンジデーを真似して楽しんでもよいでしょう。
なお、韓国では毎月14日が恋人に関連した何かしらの記念日となっていて、日本のオレンジデーである4月14日は韓国では『ブラックデー』です。ブラックデーは、恋人がいない人同士が黒い服を着て集まる日であり、日本とは全く違う意味の日になっています。
オレンジデーのおすすめな過ごし方
愛し合う者同士がただ2人で過ごすだけでもよいのですが、オレンジデーならではのデートをすると、より一層深く思い出に残る日になるはずです。オレンジデーのおすすめの過ごし方を見ていきましょう。
旬のオレンジ・柑橘類を楽しむ
オレンジデーならではの過ごし方として、オレンジや柑橘類を楽しむ方法がおすすめです。オレンジや柑橘類にはさまざまな種類があり、それぞれ旬が異なります。オレンジデーを含む4月は、デコポン・清見タンゴール・カラマンダリンなどがおいしい時期です。
デコポンは甘味が強く、果肉を包む内皮ごと食べられます。清見タンゴールは果肉が柔らかく、ジューシーな味わいです。カラマンダリンは、春に旬を迎える希少価値が高いみかんで、濃厚な果汁をたっぷりと含んでいます。
オレンジや柑橘類をそのまま食べるだけでなく、スイーツや料理などにアレンジしてみてもよいでしょう。オレンジゼリーや、オレンジの風味を利かせた煮込み料理などは必要な材料や工程が少なく、比較的簡単に作れます。
お酒が好きなら、オレンジを使ったカクテルもおすすめです。ウォッカとオレンジジュースで作るスクリュードライバーや、ハイボールにオレンジジュースを加えたオレンジハイボールなどの種類があります。
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オレンジ色のアイテムを贈り合う
オレンジデーはカップルがお互いに絆を深め合う日なので、日ごろは言えない感謝や愛情を言葉で伝えるのはもちろん、『オレンジ色の記念品』を贈るのがおすすめです。
前述したようにオレンジは愛のシンボルでもあります。オレンジ色のアイテムをお互いに贈り合い、デートで身に付けると気分が盛り上がるでしょう。オレンジは温もりを感じさせる色で、男女問わずに身に付けられます。
また、明るさや元気をくれる色でもあり、普段は言えない言葉を口にするパワーをくれるかもしれません。
恋人に贈りたいオレンジ色のアイテム3選
オレンジ色のアイテムには、さまざまなものがあります。恋人に贈るならおそろいで身に付けられるものや、ロマンチックなムードのあるものがおすすめです。オレンジデーにおすすめな贈り物を三つ厳選して紹介します。
オレンジ色の花束やアレンジメント
花束やフラワーアレンジメントは、女性に愛を伝えたいときにピッタリです。ロマンチックな贈り物として、昔から定番の人気があります。
4月はラナンキュラス・チューリップ・ガーベラなど、オレンジ色の花が手に入りやすい時期です。短い期間しか楽しめないものだからこそ、花を飾っている間は、贈ってくれた相手に思いをはせる貴重な時間を過ごせるでしょう。
枯れてしまうのが嫌なら、『プリザーブドフラワー』がおすすめです。水やりや日光が必要なく、ケースやガラスドームに入ったものであればインテリア感覚で部屋に飾れます。
オレンジ色の革小物
財布・キーケース・パスケースなど、オレンジ色の革小物は男女ともにもらって嬉しい贈り物です。実用品は出番が多いので、いつでも存在を身近に感じてもらえます。おそろいのアイテムを持って、絆を深め合うのもおすすめです。
オレンジ色の皮革はメーカーごとにさまざまな色味があり、豊富な種類から選べます。本革を使ったアイテムなら、『経年変化』を楽しめるところも魅力です。使う度、年を重ねる度に風合いを増していくので、思い出深い贈り物になるでしょう。
オレンジの香水
柑橘系のフルーツをイメージさせるシトラス系の香りは、男女ともにおすすめです。爽やかな香りで、気分をリフレッシュする効果も期待できます。
ユニセックスに使えるタイプも多いので、お気に入りの香水をシェアしてもよいでしょう。香水はオーデコロン・オードトワレ・オードパルファムなどに分けられ、それぞれ香りが持続する時間が異なります。
さまざまな有名ブランドからオレンジの香りの香水が展開されているので、お気に入りの1品を探してみてはいかがでしょうか。
構成/編集部