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情報漏洩、不正アクセス、フィッシングメールの被害事例に学ぶセキュリティー対策のポイント

2023.03.15

フィッシングメールを見分けるためのポイント

フィッシングメールは、偽装されたメールを送信し、被害者を騙してパスワードや個人情報を盗み出す手口です。フィッシングメールを防ぐためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

送信元の確認

フィッシングメールを送信する犯罪者たちは、偽装したメールアドレスを使用しています。そのため、送信元のアドレスを確認することが非常に重要です。通常、フィッシングメールは、信頼できないドメイン名や、違法なURLが含まれています。不審な点がある場合は、すぐにメールを削除することが大切です。

リンクの確認

フィッシングメールには偽装されたリンクが含まれることがあります。偽のリンクをクリックすると、ウイルスに感染したり、個人情報を盗まれたりする可能性があります。フィッシングメールを受信した場合、リンクをクリックする前に、そのリンクのURLを確認しましょう。不審なリンクが含まれている場合は、リンクをクリックせずにメールを削除することが重要です。

文面の確認

フィッシングメールには、文面が不自然であったり、不正確であったりすることがあります。例えば、銀行からのメールであっても、本来の銀行名やアドレスと異なる場合があります。また、フィッシングメールは緊急性をアピールすることがあります。例えば、アカウントが停止される、支払いが不足しているなどの警告が含まれるケースなどです。このようなメールはフィッシングメールの可能性があるため、慎重に内容を見て判断しましょう。

フィッシングメール対策のポイント

フィッシングメール対策にはいくつかのポイントがあります。ここでは、そのうちのいくつかを詳しく説明しましょう。

セキュリティソフトの導入

フィッシングメールに対する最も基本的な対策の一つは、セキュリティソフトの導入です。セキュリティソフトは、ウイルスやスパイウェア、マルウェアなどの不正プログラムを検出して、削除するためのソフトウェアです。セキュリティソフトには、メールのスキャン機能が付属しているものがあります。メールの添付ファイルやリンクをスキャンして、フィッシングメールを含む不正なメールをブロックすることができます。

社員の教育・トレーニング

フィッシングメールに対する効果的な対策の一つは、社員の教育・トレーニングです。社員に対して、フィッシングメールの見分け方や、リンクや添付ファイルのクリックに注意するよう指導することが大切です。また、社員がフィッシングメールを受信した場合には、どのように対処すればよいかを教える必要もあるでしょう。

情報共有の徹底

フィッシングメール対策においては情報共有が重要です。社員全員がフィッシングメールを受信した場合には、その情報を共有することで、被害を最小限に抑えることができます。また、セキュリティソフトやフィルタリングシステムのログを定期的にチェックすることも、フィッシングメールの早期発見につながります。情報セキュリティに関する情報を定期的に共有することで、全体的なセキュリティレベルを向上させられるでしょう。

まとめ

フィッシングメールはインターネット上で増加している脅威の一つです。送信元が偽装され、巧妙に作られたメールが、受信者をだまして個人情報やパスワードなどを盗み取ります。こうしたフィッシングメールによる被害は個人だけでなく、企業にとっても深刻な問題となっています。

フィッシングメールを防ぐためには、送信元の確認やリンクの確認、文面の確認などのポイントを押さえ、注意深く対処することが重要です。また、セキュリティソフトの導入や社員の教育・トレーニング、情報共有の徹底なども対策の一つとして有効です。

フィッシングメールに騙されてしまう前に、正しい知識と対策を身につけましょう。

文/長谷川貴之

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