なりたい職業がある人へ〜その職業につきたい理由やきっかけについて
1番多かったのは「好きなことだから」で、半数以上を占めている。
その他には、「恵まれない子どもたちを救ってあげたい」「歌ったり踊ったりして、みんなを笑顔にしたいから」「ユーチューバーになれば会いたい人に会えると思った」などの具体的な回答が寄せられた。
なりたい職業がある人へ〜なりたい職業につくために今から準備していることは?
「なりたい職業につくために今から準備をしていること」には、小中学生の両方で多くの人が「その職業について調べる」と答えた。しかし、2位以降は小学生と中学生で異なる結果になっている。
昨年と比べてなりたい職業は変わったのか?
2021年と2022年の「なりたい職業」と今年の結果に変化があったように、「昨年と比べてなりたい職業は変わった?」の問いには44%の子どもたちが「変わった」と答えている。
変わった人へ〜変わったきっかけは?
全体の60%が「他にやりたいことが見つかったから」と回答した。
その他には「稼げないから」と現実的に考える人や、「周りから見ている方がいいと気づいたから」と冷静に自分を分析する人もいた。
中には「絵師になりたかった通り、現在絵師として活躍できているから」とすでに夢が叶った人もいた。
家の人に何か職業をすすめられたことがあるか?
「おうちの人に何か職業をすすめられたことがある?」の質問には、44%の小中学生が「ある」と回答した。
すすめられたことがある人へ〜どんな職業をすすめられたのか?
どんな職業を勧められたかについては、全体を見ると上位は「医者」「看護師」「薬剤師」と医療関係の職業が多いことがわかる。さらに「学校の先生」「保育士」と教育関係の職業も人気があった。
子どもたちに聞いた「なりたい職業は?」の回答では「歌い手」や「ユーチューバー」が上位だが、この結果を見ると周囲の大人の希望と子どもたちの夢は異なるようだ。
家の人がどんな職業についてるか知っているか?
全体の94%が「知っている」と答えている。
知ってるい人へ〜その職業につきたいと思うか?
「思う」の10%と「少し思う」の25%を合わせると35%の子どもたちが「親と同じ職業につきたい」と思っていることがわかった。
調査概要
アンケート実施期間/2022年12月13日(火)~2023年1月17日(火)
調査機関/自社調査
調査対象/小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
有効回答数/2,646件
注1)2021年の調査結果/『小中学生がなりたい職業、1位「マンガ家・アニメーター」2位「学校の先生」3位「声優」。親に勧められた職業は「医者」』
注2)2022年の調査結果/『小中学生がなりたい職業、1位「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、2位「医者」「学校の先生」』
構成/清水眞希