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中古レコードの高価買取を謳う広告の査定額は妥当なのか?

2023.03.11

新聞の折り込みチラシは、高価買い取りを謳う広告がとても多い。ブランドバッグ、高級腕時計、金……花盛りだ。最近は中古レコード買い取り広告も目にするようになってきた。折り込みチラシに限らず新聞広告まであり、なんとなく気になってしまう今日この頃だ。広告主がディスクユニオンやHMVなどのような専門店なら、何も気にならない。専門誌や自社サイトでの広告・告知はよく見るし、相場を知る専門店だからその時相応の納得の買い取り価格となると僕は思っている。だが専門でない店は、どこまで相場を把握しているのだろう。ロレックスやヴィトンのバッグと違い、レコードの種類はとてつもなくある。同じピンク・フロイドの名盤『狂気』でも、生産国、発売年、ジャケットや盤のコンディション、付録の有無などで、買い取り価格は相当異なる。

果たしてレコード1枚1枚の査定額は妥当なのか

中古レコードの買い取り価格は意外にいい。10の価格で買った中古レコードを何年か経ってから買い取りに出すと、3くらいの価格、よければ5くらいの価格になるイメージだ。買った時よりも高く売れるレコードまである。電化製品ではこうはいかない。新品で購入して1年ほどならともかく、数年経てば値段がつかないこともある。

その昔新品で購入したレコードを今売っても、買い取り価格は悪くない。1970年代に僕が2000円で買ったレコードの多くは100円の値は付いた。たった100円と言うなかれ。50年前に買った価格の5%で売ることができる工場生産品など、滅多にないはずだ。中にはフラワー・トラベリング・バンドの『メイド・イン・ジャパン』のように、5000円以上で売れたレコードもある。購入価格の2倍以上だ。同じ50年前のレコードでも玉石混交、お宝レコードがあるかもしれない。

では手元の折り込みチラシを見てみよう。幅広いジャンルの買い取りを手がけるさる大手のチラシには、出張・査定無料の現金払い、レコードに傷があってもジャケットが折れていても査定するとある。またやはり幅広く買い取りを行う別の店は、10枚まではコンディションが悪くても1枚100円で買うとあり、僕の経験値に等しい。もし400円のシングル盤でも100円なら、50年経っても25%の買い取り価格となる(経験ではシングル盤は概ねウン10円のイメージだ)。

さてここからが本題。果たしてレコード1枚1枚の査定額は妥当なのかどうか。10枚のレコードが10枚とも同じ査定額ということはまずあり得ない。専門店に何度も売ってきたが、この査定価格差はどこから生まれるのだろうと、不思議に思うくらい千差万別だ。あるレコードが100円であるレコードが1000円という差なら希少性ゆえかと思うが、これは200円であれは300円という査定もある。専門店だからと納得しているが、100円の差は何故だろうとは思う。専門店でもこうだから、専門ではない買い取り店の査定には不安を覚える。売る方も買う方も大方の相場を知るロレックスやヴィトンのバッグとは状況がかなり違い、同じタイトルのレコードでも多種多様だ。ただし誤解のないように記すが、専門店ではなくても相場を把握している可能性を否定するものではない。

査定が妥当かを見分けるわかりやすい例をあげよう。国内盤は帯の有無で価格にかなりの差が出る。レコード全盛時代、多くの人は帯など破いて捨ててしまった。それゆえ、帯付きの古いレコードは希少性が高い。イメージでは、同じレコードなら帯付きは帯無しの3〜5倍の価格(モノによってはもっと)になる。よって10枚までは1枚100円で合計1000円の買い取り価格は、その10枚が全て帯付きなら3000円になると考えていい。

存在をすっかり忘れていた、70年代に買ったレコードの帯。


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