妥協した設備の最多は宅配ボックスだが6割以上が「妥協しても問題なかった」
住まいの設備の中で、妥協したものを聞いたところ、最も妥協していたのは「宅配ボックス」で16.8%だった。次いで「ウォークインクローゼット」15.5%、「床暖房」15.3%の順に。
「宅配ボックス」は、再配達を頼むことなく、自分のタイミングで受け取れる便利な設備だが、妥協した人の67.2%が妥協しても問題なかったと回答している。実際に妥協して問題なかった人からは「置き配を利用できるから(新築マンション)」「お互いの休日に上手く受け取ることができているから(新築一戸建て)」といったコメントが見られた。
「ウォークインクローゼット」は、洋服などをたくさん持っている人には気になる設備だが、妥協した人の59.7%が妥協しても問題なかったと回答。理由としては「普通のクローゼットで十分、使い勝手に問題はないから(新築マンション)」「和室の収納を工夫して、バッグやベルトなどの保管場所を増やしたから(中古一戸建て)」という回答があった。
「床暖房」は、寒い冬でも快適に過ごせる設備だが、妥協した人の52.5%が妥協しても問題なかったと回答した。妥協した人からは「気密性の高い家にしたのでそんなに寒くないから(新築一戸建て)」「他の暖房機器があれば十分だから(中古マンション)」といったコメントが届いている。
一方、「妥協はしていない」と回答した人は44.3%。条件を妥協していない人の割合19.0%と比べ割合が高いことから、多くの住宅購入者が設備にはこだわって住まいを選んでいるようだ。
<調査概要>
■調査対象/過去2年以内(2020年10月以降)に住まいを探し、一戸建て・マンションを購入した18~50歳の男女400名
■調査方法/インターネットによるアンケート調査
■調査期間/2022年11月1日(火)~11月4日(金)
関連情報
https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/
構成/清水眞希