日本の玄関口である東京駅前に位置する東京ミッドタウン八重洲。2022年9月にB1Fの13店舗が開業したのに続き、2023年3月10日にグランドオープンを迎えることになった。
それに先駆け、本稿では選りすぐりの店舗やブランドを紹介していきたい。
TOKYO UNITE〜東京に拠点をおく14のチーム・団体がひとつになって新しい価値を発信
「TOKYO UNITE(トウキョウ ユナイト)」は、東京に拠点をおく野球、サッカー、バスケットボール、相撲などの7競技・14のチーム・団体が垣根を超えて協力し、新たな価値を生み出していくプロジェクト。
スポーツを通して、子どもたちが多くの可能性を持てる社会づくり、ホームタウン東京の魅力の最大化など、社会課題にも取り組んでいる。
今回、その中核となる場所として初のショップをオープン。「世界の都市に目を向けると、我が街のスポーツチームのグッズを集めたショップがありますが、東京にはありません。スポーツ振興の目的でもリアルな場所をと思っていました」とTOKYO UNITE事務局の井上哲さんは話す。
ショップアイテムは、ライフスタイルブランド「ニコアンド」の都市型ライフスタイルウェアライン「ヌメラルズ」のサイズ展開や機能に、ファッション性を取り入れたデザインが特徴だ。
津軽びいどろ〜日本の四季を映し出す「津軽びいどろ」を日々の暮らしの中に
1300℃の窯で溶かしたガラスで制作される、青森県伝統工芸品「津軽びいどろ」は、四季、手づくりの温かみ、ストーリーを大切につくられている。
1977年に工芸品「津軽びいどろ」が誕生して以来、青森県のアンテナショップや全国各地のセレクトショップなどで取り扱われていたが、今回「東京ミッドタウン八重洲」に初の直営店をオープンする。
「青森の伝統工芸品『津軽びいどろ』を東京の中心から世界に発信したいですね。日本の四季を表現するため130色から生み出す彩りを、日本の方はもちろん海外の方にも知っていただきたいです。手にしていただければ喜んでいただけるということは確信しています」(東京ミッドタウン八重洲店 店長 井筒 栄吉さん)