重いものや運びにくい商品の購入で、ネットスーパーの活用がみられる傾向に
対象のネットスーパーを利用する目的について調査したところ、「重いものや運びにくいものなどの購入に活用するため」が49.7%と最も高くなった。
以下、「日常的な買い物の効率化・時短のため」(42.7%)、「新型コロナウイルスの感染拡大で、外出を減らしているため」(34.2%)、「雨の日や体調不良時などに活用するため」(25.3%)といった理由が続いた。
また、対象のネットスーパーとその実店舗で購入している商品について調査(実店舗での購入商品については、調査対象のネットスーパーが運営する実店舗も利用したことがある人が対象)したところ、実店舗と比較してネットスーパーでの購入割合が高い商品は「米」、「水・飲料」となり、運ぶのに手間がかかる商品や重量のある商品についてはネットスーパーで購入されることが高い傾向となった。
一方で、ネットスーパーと比較して実店舗で購入割合が最も高い商品は「お惣菜」でした。次いで「魚」、「肉」と続き、実店舗においては惣菜品や生鮮食品が購入される割合が高い結果となった。
推奨度が高いほど、継続利用意向も高い傾向に
対象のネットスーパーにおいて今後の継続利用意向を、0~10の11段階で尋ねたところ、「推奨者」(推奨度が「9」~「10」の回答者)は平均9.4ポイント、「中立者」(推奨度が「7」~「8」の回答者)は平均7.8ポイント、また「批判者」(推奨度が「0」~「6」の回答者)は5.7ポイントとなり、推奨度が高いほど、継続利用意向が高くなる結果となった。
<調査概要>
【ネットスーパー】
調査対象企業(アルファベット順、50音順):
Amazonフレッシュ、イオンネットスーパー、イトーヨーカドーネットスーパー、ライフネットスーパー、楽天西友ネットスーパー
調査対象者:インターネットリサーチモニターのうち上記ネットスーパー利用者
調査方法:NTTコム リサーチ*による非公開型インターネットアンケート
調査期間:2022/12/9(金)~ 2022/12/13(火)
有効回答者数:1,720名
回答者の属性:
【性別】男性:51.0%、女性:49.0%
【年代】20代以下:13.7%、30代:17.3%、40代:25.1%、50代:19.9%、60代以上:24.1%
出典元:NTTコム オンライン
構成/こじへい