DIME MAGAZINE
着けているだけで、健康管理やワークアウトの記録ができる「スマートウォッチ」。アップルの「Apple Watch」や、グーグルの「Google Pixel Watch」が有名ですが、最新モデルの「Apple Watch Series 8」は5万9800円～、廉価モデルの「Apple Watch SE」でも3万7800円～、「Google Pixel Watch」は3万9800円～と、初心者にはなかなか手を出しにくい価格かもしれません。
スマートウォッチに興味はあるものの、価格面で購入を見送っている人には、「スマートバンド」と呼ばれる製品がおすすめ。スマートウォッチは、様々なアプリをインストールして、簡易版スマートフォンのように使用できるのに対し、スマートバンドは、通知や時刻の確認に加えて、健康管理やワークアウトの記録など、機能が少し絞られている代わりに、比較的安価に購入できるようになっています。
スマートバンドの販売価格はまちまちですが、最近では1万円未満で購入できる製品も続々登場しています。本記事では、「OPPO（オッポ）」より8480円（公式ストア価格）で発売されている最新スマートバンド「OPPO Band 2」を実際に試しながら、スマートバンドの魅力をご紹介します。
約1.57インチの有機ELディスプレイは視認性の高さと軽さが魅力
OPPO Band 2は、約1.57インチの有機ELディスプレイを採用。発色も良く、最大輝度は500ニトと明るいので、屋外での視認性も良好です。
スマートバンドのディスプレイは、四角形に近い「スクエア型」と、角が丸みを帯びている「ラウンド型」に分かれますが、本製品ではスクエア型を採用。通知といった各種情報を画面の角まで表示できるため、理にかなったデザインと感じています。
通知や各種情報の見やすさがスクエア型の魅力
また、質量は約33gとかなり軽量で、長時間着けていても違和感が少ないのが魅力。筆者は、タイピングの際に気になってしまうため、腕時計やスマートウォッチは外して作業をすることが多いのですが、OPPO Band 2は作業中にも違和感なく使用できています。シリコンバンドも柔らかい素材になっているので、手首になじみやすい印象です。
また、本体は5ATMの防水性能を有しているため、雨による故障の心配がほぼないのはもちろん、着けたままお風呂に入ることも可能。ディスプレイが水にぬれると、誤作動を起こしてしまう場合もありますが、「水中モード」と呼ばれる、誤作動を抑える機能も搭載されています。
水中モード時は上部にアイコンが表示される
一点気になるのは、本体がボタンレス設計になっている点。デザイン面でのスタイリッシュさが上がるのに加え、防水防塵性能を見ても安心感がありますが、ディスプレイが反応しないといった不具合が生じた際に、どうすれば良いのか戸惑ってしまう可能性があります。考え方次第ではありますが、個人的には1つだけでもボタンがあったほうが良いのではと感じています。
すっきりとしたボタンレス設計だが、個人的には1つだけでもボタンが欲しいところ
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