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スパイグッズみたい!キワモノかと思いきや実用性も高いファーウェイのイヤホン内蔵スマートウオッチ「WATCH Buds」

2023.02.25

ANC対応で小さいながらもバランスとれたサウンド

かなりコンパクトなイヤホンだが、最大104dBなのでサイズの割には十分な音圧を感じられる。低音、中音、高音のバランスも良く、高価格帯のイヤホンには及ばないものの音質も悪くないと思う。筆者はスマホでオーディオブックを聞くことも多いのだが、朗読の声や通話の際の声がクリアで聞きやすいと感じた。一方でANCの効きはやや緩やか。しんと静まり返るような強力なノイズキャンセリングではない。

ファーウェイが展開しているほかのスマートウオッチと同様、Androidではスマホで再生するサウンドのほか、ウオッチに音楽を保存してスマホなしで再生することも可能。iOSではウオッチへの保存がサポートされていないので『iPhone』で再生するサウンドはイヤホンに出力する形で楽しむことになる。ちなみにイヤホンの使用可能時間は、音楽再生時ANCオンで3時間、オフで4時間。通話時にANCオンで2時間、オフで2.5時間となっている。

スマートウオッチ内に保存した音楽は単体で再生することが可能だ。

ノイズキャンセリングはイヤホンのタップ操作のほか、スマートウオッチまたはスマホでも切り替えができる。

イヤホン本体は小さくて収まりがよく、激しい動きに対しても安定感がある。IP54相当の耐水機能も備えているため、少々の汗をかいても大丈夫だ。一方でスマートウオッチには、防水の機能がないので、イヤホンが濡れた場合は戻す前に水分を拭き取ることが必要だ。ファーウェイ製のモデルは水泳にも対応しているが、『HUAWEI WATCH Buds』は、水泳などのウォータースポーツには非対応となっている。

水泳以外は基本的に他のモデルとほぼ同じで、80を超えるワークアウトモードに対応しているほか、AIを用いたランニングコーチ機能などのスポーツ機能が利用できる。前述のように心拍数のモニタリング、睡眠のモニタリング、ストレスのモニタリング、血中酸素レベルのモニタリングなど、健康管理に役立つ機能も充実。さらに「ファーウェイヘルスケア」アプリでは、体重、生理周期、血圧などもまとめて管理することができる。

機能が充実しているファーウェイのヘルスケアアプリ。運動と健康に関する情報をまとめて管理できる。睡眠は深い、浅い、レム、目覚めの4段階で記録され、分析結果やより良い眠りのためのヒントなども見られるの便利。睡眠中の血中酸素レベルもチェック可能だ。

心拍数のアップダウンが大きいなど、異常を検知して通知してくれる機能も備わっている。

いつでもどこでもスムーズなハンズフリー通話が可能

最近はワイヤレスイヤホンも小型化が進んでいて、充電ケースもかなりコンパクトになってきている。だからカバンの中で嵩張るわけではないのだが、それでもイヤホンの使用中は空のケースの扱いに困ることも少なくない。カバンの中に入れておくと、急いでイヤホンを戻したい時に取り出すのが面倒だし、かといってポケットに入れておくと紛失のリスクが高まる。その点、スマートウオッチと一体になっていれば、荷物を1つ減らせるだけでなく、ケースをなくしたり、ケースに戻すのを面倒がってイヤホンをポケットに入れっぱなしにして見当たらなくなってしまったりすることもない。ウオッチとイヤホンを個別に充電しなくていいので、必要な充電用のコネクタ&ケーブルと手間も減らすことができるし、万が一イヤホンが見当たらなくなった時も、ウオッチから音を鳴らして探せるのも便利だ。

スマートウオッチからイヤホンを鳴らして、どこにあるか探すこともできる。

『HUAWEI WATCH Buds』なら、イヤホンを忘れることがないので、外出先で急にリモート会議に参加しなくてはいけなくなったような時も慌てなくて済む。何より筆者が便利だと思ったのは、移動中などのバタバタしているタイミングで電話がかかってきた時、簡単かつスムーズにハンズフリー通話ができること。電話がかかってきたら、ウオッチをカパッと開けてイヤホン取り出し、耳に装着するだけ。片方の耳にイヤホンを入れる動作で受話できるので、それこそスパイ映画のように颯爽と、両手を空けたまま通話を始められる。ひょっとしたら移動が多く、電話で話す機会も多い外回りの営業マンなどには、使い始めたら手放せないアイテムになるのではないか。

これで決済機能が使えたら言うことはないのだが、ウォレットの機能は搭載されているものの、日本で利用できないのが残念。

『HUAWEI WATCH Buds』のクラウドファンディングは3月15日までで、価格は5万1322円~。期間中、二子玉川の「蔦屋家電+」に実物が展示されているので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。

取材・文・写真/太田 百合子

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