スマホは世間に広く普及しているため、我々の生活にも欠かせないものの一つです。最近では、子供のうちからスマホを持たせるケースも増えています。
しかし、その一方でスマホの利用により、さまざまなトラブルに巻き込まれるケースも多くなっているのが現状です。
そこで今回は、これから子供にスマホを預けることになる親世代の方に向けて、スマホの利用制限や渡すときのポイントを解説します。
子供に設定できるスマホ利用制限とは
スマホ利用制限とは、名前の通りに利用できる機能を制限することです。スマホは、モバイルデータ通信によって時間や場所を問わずにインターネットへアクセスできます。しかし、インターネット上には、詐欺や人間関係のトラブルなどさまざまなリスクが潜んでいます。そこで、スマホやITへのリテラシーが十分でない子供については、トラブルに巻き込まれないよう、利用制限をしておく必要があるでしょう。
子供のスマホを利用制限しないと考えられるリスク
子供のスマホを利用制限しない場合、以下のリスクが考えられます。
● SNSでのトラブルに巻き込まれる可能性がある
● 閲覧すべきでない情報に触れてしまう可能性がある
● 情報の漏洩につながる可能性がある
● スマホ依存になってしまう可能性がある
それぞれのリスクを解説しましょう。
SNSでのトラブルに巻き込まれる可能性がある
最近は、SNSを利用したトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。特に、友人とのやり取りによっていじめや人間関係のトラブルにつながったり、見ず知らずの人と会って性犯罪に巻き込まれてしまうなどのリスクがあります。こうした問題は、スマホやSNSに潜むリスクを理解していない子供が巻き込まれやすいでしょう。
閲覧すべきでない情報に触れてしまう可能性がある
スマホは、モバイルデータ通信を利用できる状態であれば、場所を問わずにインターネットにアクセス可能です。インターネット上には、子供にふさわしくないような刺激的なコンテンツがさまざまあります。こうした情報に触れてしまうと、純粋な子供の心に悪影響を与えてしまい、正しい判断ができなくなるリスクがあるでしょう。
情報の漏洩につながる可能性がある
SNSやインターネット上のコミュニティサイトは、情報発信をすると不特定多数の人が閲覧可能な状態になってしまいます。もし、個人情報を発信してしまうと、個人が特定され何らかのトラブルに遭ってしまうリスクも考えられるでしょう。子供はその情報が個人情報であるのか、情報の重要度の判断を十分にできない可能性が高いため、情報の取捨選択ができるような教育をしていく必要があります。
スマホ依存になってしまう可能性がある
スマホには子供が夢中になってしまう機能がさまざまあります。さまざまなアプリや、YouTubeなどの動画サービスなど、一度利用してしまうとなかなか利用をやめないため困っている方も多いのではないでしょうか。スマホを長時間利用すると、スマホがないと落ち着かないといったスマホ依存になってしまう可能性があります。そうならないためにも、スマホを渡すときにルールを定めるようにしましょう。