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子供にスマホを渡す時に確認しておくべきSNSの利用制限や使い方のルール

2023.02.26

SNSには年齢制限があるから大丈夫ではないの?

スマホを渡すにあたり、考えなければならないのはSNSによるトラブルです。近年は、SNSを利用する若者が増える一方で、誰とでもやり取りができてしまうからこそのトラブルも頻発しております。そうならないためには、SNSの機能を制限する必要があるでしょう。

そもそも主要なSNSにはそれぞれ以下の年齢制限があります。

● LINE(なし)
● Twitter(13歳未満の子供は保護者の同意なしに個人情報を提供できない)
● Facebook(13歳以上)
● Instagram(13歳以上)

年齢制限があるため問題がないように見えますが、実は最初のアカウントを作成するときに本人確認を厳格に実施していないため、生年月日を偽ってしまえば登録自体ができてしまいます。登録後は、通常のアカウントと変わらずに機能を利用できてしまうため、他の方法で利用できない環境にしなければなりません。

SNSの利用制限をするなら「ペアレンタルコントロール」を活用しよう

では、SNSの利用を制限するためにはどのような手段があるのでしょうか?

おすすめの方法は「ペアレンタルコントロール機能」の活用です。

ペアレンタルコントロール機能とは、子供が利用するスマホの機能を制限しつつ、利用状況の把握ができる仕組みです。有効にすることで、利用できるアプリの制限やWebフィルタリングができるため、SNSの利用を事前に防止できます。

ペアレンタルコントロール機能はiPhoneで利用できるものとなっており、利用するためには以下の手順で設定を進めます。

● 設定をタップ→自分のアカウントをタップ→「ファミリー共有を設定」をタップ→共有したい機能をオンにする→「お子様用アカウントを作成」をタップ→手順にしたがってAppleIDの作成をする

上記の作業をすると、ファミリー共有に子供のアカウントが追加されます。その後は、スクリーンタイムの設定をしましょう。スクリーンタイムは、子供がスマホのどのアプリにどれだけの時間を使っているのかが見える化できる仕組みで、設定をしておけば利用状況のモニタリングが可能です。ここまで設定ができれば、子供に渡したスマホで先ほど作成したAppleIDのサインインを実施すればペアレンタルコントロール機能を有効化したうえでスマホ利用ができます。

子供にスマホを渡すときのポイント

子供にスマホを渡すのであれば、以下の2点に注意しましょう。

● 基本的な知識を事前に伝える
● 利用時間などのルールを決めておく

それぞれのポイントを解説します。

基本的な知識を事前に伝える

スマホはそのまま渡すのではなく、事前にスマホ利用に関わる知識を伝えることが大切です。スマホにはどのような機能があるのか、インターネットやSNSにはどのような危険が潜んでいるのかなどを事前に伝えておくことで、安易にスマホの利用をしないよう意識させることができます。個人情報の取り扱いについても、インターネット上に公開するとさまざまな危険があると認識させなければなりません。

利用時間などのルールを決めておく

スマホを渡すときは、一日どれくらいの利用時間にするかなどのルールを定めておきましょう。前述したペアレンタルコントロールの機能で制限はできているものの、しっかりとルールを伝えたうえで守ってもらうことが大切です。利用時間や利用場所、利用してもよいアプリケーションなどを事前に決めておくと良いでしょう。

まとめ

今回は、子供にスマホを預けるときの利用制限について解説しました。

子供にスマホを預けると、インターネットを介してさまざまなトラブルに巻き込まれる危険性があります。リスクを減らすためにも、今回紹介したペアレンタルコントロールで機能制限をしておくことが重要です。

さらに、機能制限をしたうえでスマホやインターネット上の危険について説明し、十分に注意して利用してもらう意識付けをしましょう。また、ルールも事前に決めておき、安全に使ってもらうように進めることが大切です。

文/長谷川貴之

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