「これ、本当に付録なの!?」
見た瞬間、思わずそう思ってしまいました。DIME4月号の特別付録『スマホホルダーXtreme(エクストリーム)』をツーリング中に使ってみたら、想定外に便利だったんですもの!
バイクのハンドルにセットして、画面サイズ5.5インチ〜6.5インチのスマートフォンをワンタッチで装着できる本格派ホルダー。さっそくナビをセットしてお出かけしてみましょう!
使い方は超簡単!
まずは『スマホホルダーXtreme(エクストリーム)』の使い方をご紹介します。
付属しているのはスマホを装着するためのホルダーと、バイクのハンドルなどにセットするためのマウント。開封時はバラバラになっているので、パチッと組み立てて使いましょう。(溝に差し込むだけなので、一瞬でできますよ!)
スマホホルダーエクストリームが使えるのは、直径20~30mmのバー。バイクでは多くの車種において、ハンドルやナビ用のクランプバーなどに装着できる設計です。
取り付けはとっても簡単!まずはマウント部分の調整リングのネジを緩めます。
ネジの受け部にあるナットを落としたり紛失したりしないようお気を付けください。
ハンドルやクランプバーに調整リングを通し、ネジを締め込みます。この時、付属のぶ厚いパッキンまたは薄いパッキンを使って、ハンドルやバーとの間に隙間ができないように調整してください。
今回はぶ厚いパッキンを使いました。走行中の振動でネジが緩む場合があるため、グラつきがないことを定期的にチェックしてください。
ホルダーの左右にあるレバーを押すと、4本のアームが広がります。
スマホをホルダー中心のスイッチに押し当てると、カシャッという音とともにアームが狭まり、スマホが装着できました。
複雑な操作が不要なため、グローブをつけたままの手でもスマホの着脱ができます。おまけに、角度の調整まで簡単にできるのはさすがにビックリ。かなり実用的なアイテムです!
さっそくスマホの地図アプリに行先を入力して、ナビをセット!準備が整ったらツーリングへ出かけましょう!
※光学式手ぶれ補正機構がついたスマートフォン(iPhoneなど)は、バイク走行中の振動によってカメラに不具合が出る可能性があるため使用をおすすめしません。
みかん畑をツーリング
まずやってきたのは、静岡県三ケ日町にあるオレンジロードです。三ケ日は柑橘の一大産地。道沿いに広がる畑では、きれいに整頓して植えられたみかんの木が活き活きと育っていました。
空からのポカポカと暖かい陽気が心地よく、春の気配が感じられます。みかんの方はといえば、木になっている実よりも畑に落ちている実の方が目立ち、冬が終わりに近づいてみかんの旬も過ぎつつあるようでした。
オレンジロードは比較的路面がキレイで適度なコーナーが連続するため、このあたりのエリアでは有名なツーリングスポット。凍結の心配が少ないため、この日も多くのライダーが自分のペースでワインディングを楽しんでいました。
場所によっては三ケ日市街と浜名湖を見下ろすことができ、普段はのんびり走っている私も景色の良さにつられていつもよりもハイペース気味。特に登りではギアを落としてアクセルを回すため、エンジンがうなって振動が強まります。
しばらく走ったところで「そういえばスマホ大丈夫!?」とハッと気が付いたのですが、心配はご無用。ビクともせず、無事にホールドされていました。