小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

管理職になりたくない人の6割以上が「昇進を打診されても断る」

2023.02.16

上司から「管理職試験を受けてみないか」と打診されたものの、近年は「管理職になりたくない」と感じている人も多いと言われている。

役職が上がれば収入がアップしてスキルアップにもつながるはずなのだが、「管理職になりたくない」と考える理由はどのようなものなのだろうか。

そんな実情に迫るため、Biz Hitsでは管理職になりたくない男女500人に「管理職になりたくない理由」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめた。

管理職になりたくない理由1位は男女ともに「責任が重い」

管理職になりたくない女性300名に「管理職になりたくない理由」を聞いたところ、1位は「責任が重い(119人)」であった。2位「仕事・残業が増える(86人)」、3位「管理職に向いていない(52人)」、4位「割に合わないと感じる(50人)」と続く。

「責任が重い」が4割近くのにぼり、圧倒的多数となっていた。ランキングからは、「責任や負担の重さに耐える自信がない」と悩む女性の姿が浮かぶ。

また「割に合わない」「残業代が出ない」など、収入面でメリットを感じられないという回答も多くなった。

続いて管理職になりたくない男性200名に「管理職になりたくない理由」を聞いたところ、女性と同様に1位は「責任が重い(57人)」であった。2位「割に合わないと感じる(53人)」、3位「仕事・残業が増える(52人)」、4位「人間関係で悩みそう(28人)」と続く。

ただ女性の場合は「責任が重い」がダントツであったのに対し、男性では2位以下との差は比較的小さくなっていた。また「割に合わない」「残業代がない」など、収入面でのメリットを感じないことを理由として挙げた人も多い。

1位 責任が重い

・管理職になると仕事への責任などがより重くなり、精神的ストレスがツラそうだから(20歳 男性)
・部下の失敗に対して責任を取りたくないから(31歳 男性)
・責任を押し付けられることに抵抗があります(52歳 男性)

管理職には「チームの成績が悪ければ会社から責められ、部下のミスでも代わりに頭を下げる」というイメージがある。「いくら収入が増えても、自分がミスしたわけではないのに自分の責任になるなんてイヤ」と感じる人も多いようだ。

真面目さや熱心さゆえ、責任やプレッシャー・期待が大きすぎて精神的に追い詰められてしまう人もいるだろう。

2位 割に合わないと感じる

・仕事量や責任は増えるのに、給料はそこまで増えないこと。交代勤務をしていて、手当でそれなりにもらっているので、昇進する気になれない(24歳 男性)
・待遇がそれほど良くなるわけでもないのに、多大な責任を負わされるから(38歳 男性)
・グループリーダーをしていたが、メンバーより給料が低かった。「管理職になっても、昇給額よりプレッシャーのほうが大きくなる」と感じ、割に合わないと思った(42歳 男性)

男性でも「管理職は負担が増えるのに、収入が伴わない」と考える人が多くなった。単なる想像ではなく、実際に管理職やリーダー職を体験してみて、「割に合わない」と実感した人も。

会社側も「管理職になりたくない社員が増えて困る」と嘆くだけではなく、「なりたい」と思えるだけの収入や労働環境を用意する必要があるのかもしれない。

3位 仕事・残業が増える

・仕事の時間が長くなり、家に帰れなくなるから(26歳 男性)
・部下の実績管理や自分の実績など多岐にわたる業務があり、手に負えない。最低でもプレイヤーを外してもらわない限り、管理職をやるつもりはない(35歳 男性)
・自分の受け持つ作業量はそのままに、課員の作業の管理は無理だと思うので(49歳 男性)

もし現状の業務はそのままで管理業務がプラスされるなら、単純に仕事量が増えてしまう。そのため「仕事が多すぎて無理」と考える人も多くなった。

また「家族との時間」「趣味」など、仕事以外に大切なことがある人は、ワークライフバランスを重視するため管理職にはなりたくないと考えるケースも多いだろう。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。