かつてデートといえば男性がクルマを出し、食事などの費用を全部負担するのが当然の気遣いとされていた。しかし、女性の社会進出が進んできた現在、こうした価値観は時代遅れとなりつつあるようだ。
そこでTENGAは、時代とともに男性の性⽣活・性意識がどのように変化したのかを探るべく、全国の男性2000⼈に調査を実施。
⽉刊TENGA第49号では、ミレニアル世代・Y世代・ロスジェネ世代・バブル世代の18〜26歳当時と比較して、Z世代の男性のパートナーとの関係性について紐解いた。
Z世代のみパートナーに求めることに「体型」がランクインせず
パートナーへ求めることは、全世代で1位が「顔」という結果に。世代別で見るとZ世代以外では、「体型」が上位になる⼀⽅で、Z世代では「⼈柄」「価値観」が半数以上で上位となった。
次にパートナーと「性⾏為に関する会話」について質問した。Z世代の半数以上は、パートナーと「マスターベーションについて会話をする」と回答した⼀⽅、バブル世代の半数以上が「全く会話したことはない」と回答。
セックスについての会話は、Z世代の約6割(66.1%)が「会話をする」と回答。世代が若くなるほど、パートナーと「性に関するコミュニケーションが取れている」傾向が見られた。
性に関する会話をする機会が増えることにより、相⼿の体についての理解が深まり、以下で見るように「⽣理による体調不良を気遣う」「お⼿洗いに行くタイミングを作る」といった、パートナーの体を気遣える⾏動が若い世代に増えているのではないか、と推察される。
パートナーがマスターベーションをすることについてどう思うか聞いたところ、年齢が若くなるほど、良いと思う傾向が見られた。
⼀⽅でバブル世代の22.9%は「マスターベーションをしていなかったと思う」と回答しており、Z世代の2.6倍の結果であった。世代間でパートナーのマスターベーションへの理解・意識の差が⾒受けられる。