2.使用法はいたって簡単、それでいて役目はきちんと果たす
そもそもモノ自体が毛玉取り器なので難しい操作も想定されないのだが、この製品自体もその使用法は簡単である。
本体のハンドル部分に上下にスライドするスイッチがあるので、こちらで電源をONにしたら衣服の表面にシェービングエリアを当てながら動かしてやるだけで良い。
電源ボタンの下にあるのはモードの切り替えボタンであり、ボタンを押すごとに①第1段階(靴下、マフラーなどを対象とするCareモード)、②第2段階(布団、カーテンなどを対象とする通常モード)、③コート、ぬいぐるみなどを対象とするプロモード)の切り替えが行なわれる。
実際のところモードの違いでどの程度差があるのかは理解できていないのだが、とりあえず使用する対象に合わせてモードを選択するのが無難であろう。
実際に使用してみた様子がこちらである。
冬物の上着に使用してみた様子を撮影したものだが、指で押さえている箇所から奥が使用する前、手前が使用した後のエリアとなる。
奥のエリアが毛羽だった繊維と毛玉により明るさが落ちているのに対して、手前のエリアは繊維も整っていて明るい印象を受ける。毛玉取り器としての役目はきちんと果たしていることが分かる。
3.ユーザーにとって便利な機能が搭載されている
『Lint Remover』は充電して使用するコードレスタイプの製品である。
本体下部にUSB Type-Cのコネクタがあるのでこちらから充電して使用する。1回の充電で最大180分連続して使用できるとのことで、それだけあれば物足りなくなることはなさそうだ。
なおアダプタは付属していないので別途用意する必要がある。
同じく本体下部には掃除用ブラシが目立たないように内蔵されており、引き出して使用する。
この製品、カットした毛玉が一定量内部に溜まると刃が回転しなくなるため、動きがおかしいなと感じたら裏ぶたを開けてこの掃除用ブラシで掻き出して欲しい。
『Lint Remover』を購入するには?
『Lint Remover』のカラーラインナップはホワイトと赤紫の2種類。今回紹介したのは赤紫のタイプである。Amazon、楽天市場等のオンラインショップから購入することができる。
価格は前者の方が若干高いようで税込み9,800円程度で販売されている。一方の楽天市場では税込み7,980円程度で販売されているようだ。
文/Wataru KOUCHI
趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc…。日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき!」と言ってしまうモノ達を紹介!