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企業がデータ分析に取り組むことで得られる3つのメリット

2023.02.13

データ分析に取り組むと得られる3つのメリット

データ分析に取り組むことで、以下3つのメリットが得られます。

現状分析ができる
データに基づいた経営判断が可能
ビジネスチャンスにつながる

それぞれのメリットを解説しましょう。

現状分析ができる

データ分析をすることで、自社内で存在する課題や問題点を洗い出せるため現状の把握ができます。

データ分析は、企業内に散在するさまざまなデータを収集し、そのデータを分析していきます。これまでは感覚的に理解していた問題点があったとしても、数字としてさまざまな情報を得られることで組織全体が認識できる課題になるでしょう。

データに基づいた経営判断が可能

データ分析は数字として表されるため、企業が迷わずに判断できる材料となります。今までは、担当者の勘や経験に基づく判断が多くありました。しかし、勘や経験というのは、そのときの状況によって大きく変わってしまいます。また、決定的な情報がない限りは、なかなか意思決定ができないものです。そこで、データ分析で算出されたデータを利用することにより、一定の水準を超えたら意思決定の対象とするなど、基準を設けた判断をしやすくなります。

ビジネスチャンスにつながる

データ分析によって、現状分析や将来の予測を立てられるため、そこから新たなビジネスチャンスにつながる可能性があるでしょう。

データ分析をせずに日々の業務をおこなっていると、業務をこなすことに集中しているため、自社内の強みや弱みを認識できません。自社内の強みや弱みを正しく理解することで、もしかすれば他の分野への挑戦に踏み切れる可能性があるでしょう。そのため、定期的にデータ分析をおこない、新たなビジネスチャンスにもアンテナを張ることが大切です。

データ分析の進め方

データ分析は、以下の手順で進めていくと良いでしょう。

1.目標の明確化
2.データの洗い出し
3.データ統合
4.データの可視化
5.ビジネスとの紐づけ

それぞれの手順を解説します。

目標の明確化

まずはデータ分析をする目的から明確にしましょう。目的を明確化せずに進めてしまうと、途中で目的を見失ってしまい、思ったような効果を得られない可能性が高いです。

データ分析の目的は、商品の生産数が妥当であるのか、どの顧客層へのアプローチが効果的なのか、市場内における自社の立ち位置はどこにあるのかなどさまざま考えられます。まずは目標を明確にし、目標を達成するためにデータ分析を活用していきましょう。

データの洗い出し

次は、データ分析に必要となるデータを洗い出しましょう。

データは、企業内に散在するさまざまなデータが対象です。場合によっては、個人で管理しているExcelやPDFファイルなども含まれます。ほかにも、システムで利用されるデータベースや、クラウドサービスのデータもデータ分析として利用しましょう。

データ統合

必要なデータを洗い出したら、それらのデータを一つにまとめなければなりません。

データを統合するためには、必要なデータを格納するデータソースから、収集する先となるデータ基盤に対して連携する必要があります。例えば、データソースがExcelであれば、CSVなどに変換して、収集するデータ基盤にCSVインポートを実施すると良いでしょう。最近では、データソースがクラウドサービスであれば、APIと呼ばれる仕組みを利用することで効率的にデータを集約できます。

データの可視化

データを結合したら、データを見える化していきます。

データの可視化では、BIツールと呼ばれるツールを活用するケースが多いです。BIツールは、自分の欲しい情報を好きな形で出力できるツールとなるため、情報システム部などの専門家でなくても利用できます。

ビジネスとの紐づけ

データの可視化ができた後は、ビジネスにどう生かしていくのかを考えていきましょう。

データが可視化できたとしても、ビジネスへ活かしていかなければ意味がありません。ここでは、最初に設定した目標の達成に向けてさまざまなデータを活用していきます。ビジネスに紐づける作業は、一度実施したら終わるのではなく、実施後の効果測定も定期的におこなっていき、常に改善をし続ける必要があります。

まとめ

今回は、データ分析の重要性や進め方について解説しました。

データ分析は、企業のビジネス活動を活性化させるためにも欠かせない取り組みの一つです。現状分析や将来の予測も立てられるため、今実施しているビジネスの振り返りもおこなえるでしょう。

これから企業の事業活動を向上させていきたい方は、今回紹介した手順にしたがってデータ分析を進めてみてはいかがでしょうか。

文/長谷川貴之

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