男の子はメカやロボットが好きだ。その想いは大人になっても心のどこかに潜んでいる。一生、ロボット好きと言っても過言ではない。
2022年4月、ロボ好きの心をくすぐる逸品が日本に上陸しファンを歓喜させた。
ハリウッド映画でもおなじみ「トランスフォーマー」から自動変形可能なロボットトイ「フラッグシップ オプティマスプライム」が発売されたのだ。
タカラトミーから正式許諾を受けたRobosen Roboticsが最新技術によってホビーロボット化した本モデルはオンライン予約販売開始直後から話題となり大好評!プログラミングで自分好みの動作をカスタマイズすることもできる“大人好みのおもちゃ”で通常価格は119,900円。
さらに昨年10月にはトレーラーセットも受注開始。2つをつなげた全長は約93cmで、60個のマイクロチップとパワフルな18個のサーボモーターがダイナミックな変形を実現。ファン垂涎のロボットトイである。
まさにロボットは、いつの時代もぼくたちをワクワクさせてくれる。そして、ロボットに乗り込む夢をぼくたちは未だに思い描いている。そんな夢が叶う日が来るのだろうか?
実は、もうキテイル!
日本が誇る家具の町が作った「ロボ家具」とは?
“ロボットに乗れる”という夢をまさかの「家具」で現実にしてしまった、いい意味でクレイジーな町が福岡にあった。家具のまち・福岡県大川市だ。
家具づくりにおいて480余年の歴史を誇る大川市がこの度トンデモナイ家具を開発してしまったらしい。この動画をご覧あれ。
なんだコレは?子供たちを乗せたままソファーが移動している。カップルの愛を育むかのようにゆっくりとターンしている。
実はこれ、大川市がPRのため地元の老舗家具メーカーの丸庄に依頼して作ったロボ家具。企画・製作・動画製作責任は全て大川市で、この動画をUPしたところ瞬く間に130万再生を記録した。
日本が誇る家具の町はなぜこんなモノを作ってしまったのか?大いなる野望が秘められていると感じ、大川市インテリア課おおかわセールス係の国武正寛さんに話を聞いた。
ーーロボ家具を作ろうと思ったきっかけは?
「現在、様々な分野でDXやIoT化が進められる中、約480年の歴史を有する大川家具は今後どのように対応していくべきかを考えました。その中で、本来動いてはいけない家具が動いたら面白いのではないかという単純な発想からこの企画は始まりました」
「コンセプトは『家具のある暮らしの豊かさ』。未来では最新テクノロジーと家具の融合により、家具と人間が密接に関わり合うパートナーのような存在になって欲しいという希望も込め製作いたしました」