新型コロナの感染状況は依然として予断は許されないが、厚生労働省の発表によると、「屋外では季節を問わず、マスクの着用は原則不要です」「屋内では距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合をのぞき、マスクの着用をお願いします」という方針が示されている。
そんな場面に応じた適切なマスクの着脱が求められているなか、素顔を出すことへ抵抗のある人も多いという。そこで第一三共ヘルスケアは、全国20~60代男女を対象に「理想の肌に関する意識調査」を実施。マスク着用意向など、解答結果をグラフにまとめて発表した。
女性の6割は「化粧をしていないことを隠すため」にマスクを着用
マスクの着用ルールが緩和された場合の、外出時におけるマスク着用意向について聞いたところ、約8割(76.7%)の男女が「マスクの着用意向がある(週1~2日程度以上)」ことが明らかになった(図表1)。
男性よりも女性の着用意向が高く、特に女性では20代で最も継続意向が高い(88.3%)ことが判明(図表2)。また、約4割(41.5%)が感染対策以外の目的でマスクを着用していると回答している(図表3)。
図表3で「感染対策以外の目的でマスクを着用している」と回答した人に対して、マスクの着用目的について聞いたところ、女性では「化粧をしてないことを隠すことができるため」(60.3%)が最も多い結果に。
また、男性では「エチケットやマナーのため」(46.2%)が最も多く、2番目に多い理由は「髭を剃っていないことを隠すことができるため」(30.6%)であった(図表4)。