世の中、考えてみるとおかしいけれど、それが当たり前になっているので誰も文句を言えない状況になっているということがしばしばある。
たとえば通勤・通学で職場や学校に向かうというのは私たちのありふれた日常。
社会人になってしまえば、職種にもよるものの通勤時のカバンには、あれもこれもと、色んなものを詰め込む機会はそう多くない。
資料はパソコンに入れておけるし、書類を職場に置いておくこともできる。
でも学生はそうではない。
今も多くの小学校、中学校では教科書を教室に置いたまま帰宅する、いわゆる置き勉は多くの学校で禁止されている。
だからまだ小さいうちからランドセルを背負い、何冊もの教科書を満載して家と学校を日々行き来する。
既に社会人となって久しい読者のみなさんも、子供の頃にランドセルが重くてしんどい思いをした経験をお持ちのはず。
ましてや今はタブレットを学校教育で用いる時代。従来の教科書の束だけでも重かったものが、負担はそれ以上になって子供たちの双肩にのしかかっている。
「わんパック」はランドセルと併せて入手の選択肢に入れてみてもいいかも
登下校の際、子供が重い荷物を背負って移動をするというのは大きな負担。
小学生よりずっと大きな成人が、ランドセルの内容量以下の荷物を持って通勤していて、身体の小さな小学生が大人より重い荷物を持ち運んでいることは、やっぱり親世代の方々にとっては納得しかねる部分もあるのではないだろうか。
ただし置き勉文化というものが何故かいつまで経ってもなくならない以上、親世代に出来るものと言えば、少しでも登下校の際の負担を減らす手助けをすることが挙げられる。
昨今はランドセルも昔に比べて丈夫になり、軽さも重視されるようになったが、今回こちらの記事で紹介したいのが、「わんパック」というアイテムである。
(わんパック製品外観。画像のカラーは「ブルーグリーン」となる)
「わんパック」はアウトドア総合メーカーの株式会社モンベルがリリースした通学用のバックパックで、その重量は930gと、1kg以下となっている。
さらに背面、底面にはパネルが入っているため、教科書や文房具、そして現代の小学生たちが授業でも用いるタブレットを満載しても型崩れをする心配がない上、開口部も広く勉強道具の出し入れも簡単。
やっぱり、子供が使うものである以上、丈夫さもさることながら総重量は軽いに越したことがない。そうした意味では子供に使ってもらうための選択肢として「わんパック」は大変おすすめなのである。
今回は本製品についての詳細を、株式会社モンベル広報部の黒瀬さんにメールにてインタビューさせていただいた。
小学校への入学も近づいているお子さんがいらっしゃる方。または既に小学生のお子さんがいて、サブとしての通学用かばんをお探しの方に、ぜひ読んでいただきたい。