小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

EV関連と都市開発に注目!話題のカーボンニュートラルを知る10のキーワード

2023.02.16

建築関連

建築業界において「木造建築」は2023年における注目のキーワードだ。鉄やコンクリートといった建築素材は製造の過程で多くのCO2を排出する一方、木材はその問題を解消でき、CO2を貯蔵する働きもあるのだ。課題であった耐火性や強度問題も新技術で解消され、木造高層ビルの建設が続々と始まっている。

木造高層ビル

2023年の着工・完成が進む

国内最大級となる木造賃貸オフィスビル計画

木造高層ビル提供/三井不動産 竹中工務店

三井不動産と竹中工務店は、東京・日本橋に国内最大級の木造高層ビルの建築を計画中。ポイントは竹中工務店が開発した「燃エンウッド」と呼ばれる耐火性に優れた集成材だ。複数の層で形成され、火災が起きても熱から柱や梁を守る構造になっている。国土交通省の認可を受け、高層建築にも使用可能となった。2023年着工、2025年竣工予定。(※上写真のパースは現時点でのイメージ。今後、変更になる可能性がある)

木造高層ビル

地域密着型の工務店も環境の配慮に積極的

木造高層ビル

「木造のタワマン」と期待されているのが、千葉県鎌ヶ谷市で東洋ハウジングが進める「木のまちプロジェクト」だ。木の板をタテ・ヨコに組み合わせて耐震性を確保したCLTパネル工法で、世界初の14層、地上15階建ての木造高層建築に挑む。二酸化炭素の貯蔵量は約1678tで、一般の住宅(100平方メートル)の約100棟分に相当。2023年秋完成予定。

木造高層ビル

再エネ都市

2023年竣工予定

世界で進める〝RE100都市〟の日本モデルが誕生

再エネ都市©DBOX for Mori Building Co.

森ビルが進める大型再開発プロジェクト「虎ノ門・麻布台プロジェクト」では、街全体で「RE100(Renewable Energy 100%)」に対応する再生可能エネルギー由来の電力で、100%の供給を行なう予定。また、エネルギー効率向上を図る技術を導入するほか、街の利用者の脱炭素を支援する。2023年竣工予定。

CO2排出量ゼロマンション

2023年8月に竣工予定

入居中のCO2排出量実質ゼロを実現!

CO2排出量ゼロマンション

三井不動産レジデンシャルと三井ホームが、2022年11月18日に着工した『パークアクシス北千束 MOCXION』は、人と地球環境に優しい木を構造材に用いることで、建築時のCO2排出量を約50%に削減。再生可能エネルギーの一括受電、オール電化、太陽光発電によって入居中のCO2排出量の実質ゼロを実現する、注目の賃貸マンションだ。また『パークアクシス北千束 MOCXION』が取得予定という米国のグリーンビルディング協会が運営する国際的な環境認証「LEED認証」についても、同賃貸マンションなどにより、2023年はさらに関心が高まり、周知が広がりそうだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年5月16日(木) 発売

新NISAで狙え!DIME最新号は「急成長企業55」、次のNVIDIAはどこだ!?

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。