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「アート×イベント」「音楽×メタバース」Web3.0時代におけるコンテンツ設計のポイント

2023.01.13

これから来るWeb3.0時代は、デジタルコンテンツに価値が付けられ、流通していく時代。ただ制作物を提供するだけでなく、オフラインのイベントや、メタバースを組み合わせるなど、多面的なコンテンツ設計が求められている。これからの新しいコンテンツ設計にはどのような可能性があるか。その注意点とは?

Web3.0はオフラインとオンラインをかけ合わせたコンテンツ設計が広がる

「Web2.0」の現代は、国内外のIT企業等がメールやSNS、決済などのさまざまなサービスを運営しているが、企業によるデジタルコンテンツの提供や、オンラインサービスの運営などがブロックチェーンという技術を活用した次の時代の「Web3.0」の形に変わっている。すでに仮想通貨はそうした仕組みで運用されているため、決して通い未来ではない。

そんなWeb3.0時代には、流通の形が変わると同時に、コンテンツそのものの形も多様化していくといわれる。

Web3.0の時代のコンテンツ設計について、株式会社Mintoの代表取締役・水野和寛氏に話を聞いた。水野氏は、ブロックチェーンゲーム「CryptoCrystal」を立ち上げたことで知られる。NFT(※)の市場流通額は2021年12月時点で約5億円を超える規模まで成長している。また「キャプテン翼」の世界初メタバース提携をプロデュースするなど、Web3.0のコンテンツ設計を先駆けて行ってきた。

※NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン):ブロックチェーン技術を用いて作成された代替不可能なデジタルデータ。

水野氏によればWeb3.0では、NFTをコンテンツとして楽しむだけでなく、認証機能を付加することでオフラインとオンライン、そしてメタバースを行き来することが容易となるという。Web3.0における新たなコンテンツ設計を行うアイデアとして「絵や音楽×イベントチケット」「絵や音楽×メタバース体験」がある。デジタルの絵や音楽を作って販売するだけでなく、それらのコンテンツにイベントチケットの役割を持たせたり、メタバース上での体験と連動させるなどの多面的なコンテンツ設計が考えられる。

その他にも、「『絵や音楽の新作の先行視聴権』、『絵や音楽×ファンクラブ会員権』、『絵や音楽×観光地特典』などが考えられます。いずれもNFTアートやNFTキャラクター、NFT化された音楽などのコンテンツを楽しむだけでなく、“持っていること”で特典が付くイメージです」と水野氏は、新しいコンテンツ設計のアイデアを挙げる。

NFT関連のコンテンツ設計にはリスクも留意を

しかし明るい可能性ばかりではない。Web3.0における多面的なコンテンツ設計を行う際に、NFTが介在することで、リスクにも留意が必要だと水野氏は指摘する。

「NFTは、暗号資産市場の相場にまだまだ影響を受けやすいため、販売タイミングが難しいところがあります。例えば、同じコンテンツでも販売タイミングにより、売り上げが数倍変わってしまうことが起き得ます。

またNFTは、投機目的で購入する方も多いので、買った時の価格より下がったということで、コンテンツの内容でない部分から批判してくる方もいるので、その辺りを販売する前から理解しておくことが必要です。

さらにNFTは、初期に販売した後に、どのようなユーティリティや特典がつくかを期待して購入する方が多いので、販売した後の計画まで考えておくことが必要でしょう。その点、予算面でも考慮しておく必要があります」

今後の業界の方向性

Web3.0において新たなコンテンツが広がっていくことで、エンタメ・アニメなどの業界はどう変化していくと考えられるだろうか。

「国境を超えて、コンテンツが広がっていく大きな機会だと思います。Web3.0では、技術やエコシステムを活用して、個人や小さなプロジェクトが世界中の人に向けてコンテンツを発信・購入してもらうことができます。コンテンツを購入してくれたファンと共に自身のNFTコンテンツを広げていくという流れは、さらに広がっていくと思います」

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