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使わないともったいないMicrosoft TeamsやWordの文字起こし機能

2022.12.31

ソフト内蔵の文字起こし機能

専用のサービスでなくても、すでに利用しているソフトウェアに文字起こし機能が実装されているものが存在する。うまく活用して、作業の効率を向上させよう!

Microsoft Teams

話者識別機能を実装。カレンダー同期機能が便利

教育プランやビジネスプラン加入者限定だが、2021年9月に日本語文字起こし機能がTeamsに実装された。会議通話に参加するアカウントごとの音声入力を文字起こしするので、話者識別精度は100%だ。月例会議のように同名の会議が複数存在する場合、日付別で履歴表示されるため、過去の議事録や発言を見返す際に便利。34言語に対応しており、海外とやりとりをする際にも重宝する。無料アカウントでは字幕表示のみ可能。

Microsoft Teams

【使い方】

Microsoft Teams

(1)会議通話ウインドウ上部「その他」タブから「トランスクリプションを開始する」を選択。
(2)通話画面の右側に文字起こしが表示される。言語設定が異なる場合、右上のメニューから言語の変更が可能だ。

利点/アカウントごとに話者識別が可能。チーム利用向き機能が豊富
欠点/教育プランやビジネスプラン加入者しか利用できない

Microsoft Word

ファイル上に直接⽂字起こし!Web版なら録⾳データからも

文書作成ソフトのWordに実装されている文字起こしには、音声入力(ディクテーション)とWeb版限定機能となる録音文字起こし(トランスクリプト)の2種類がある。文字起こしの精度は比較的高いものの、句読点や改行は自分で入力する必要がある。

Microsoft Word

【使い方】

Microsoft Word

「ホーム」タブ右側「ディクテーション」を選ぶと自動で音声入力が開始。Web版にはドロップダウンがあり、「トランスクリプト」を選びファイルを指定すると文字起こしが始まる。
※Microsoft365バージョンのみ利用可能。

利点/高精度の文字起こしをWordファイル上に直接入力可能
欠点/Web会議などには非対応。句読点や改行など文章の修正が別途必要

機能が豊富な企業向けサービスも便利!

 AI文字起こしサービスの中には、企業向けに特化したサービスもいくつかある。オルツが提供している『AI GIJIROKU』はその名のとおりビジネスシーンでの議事録作成に特化した文字起こしサービスだ。金融や法律、自治体など利用シーン別で音声認識パターンをチューニング可能なうえに、声紋登録によりオフラインで複数人の会議を行なう際に話者識別の精度が向上するなど、グループ利用する際に役立つ機能が豊富だ。ビジネスではもちろん、教育の分野でも活用されている。

AI GIJIROKU

利用料:月額1500円(パーソナル)、月額2万9800円(チーム)、月額20万円(ビジネス)

AI GIJIROKU

声紋登録は複数人が1台のデバイスで会議をする際に利用する。声紋登録ページにて、特定の文章を読み上げることで登録が完了する。各話者のアカウントで同様の作業を行なうことで話者識別の精度が向上する。なお、オンライン収録は自動で話者識別されるため不要。

取材・文/桑元康平

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2022年10月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。

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