天赦日と一粒万倍日の違いとは?
日本の暦では『一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)』というものがあり、この日も天赦日と同じように吉日とされています。そもそもどのような日なのか、そして両者の違いについて解説していきましょう。
一粒万倍日とは?
一粒万倍日は、『もみの一粒から一本の稲ができ、その稲が成長することで何万倍ものお米が収穫できる』ということから、ほんのわずかしかなかったものが大きく増えていくことを表しています。
天赦日と同じく、人生において新たなスタートを切るのに適した日であるといわれています。この日に行うこととしては、結婚に関係すること・財布の新調・引っ越し・転職などがおすすめです。
反対に、借金をするなどマイナスになることは、一粒万倍日に行うのに適さないとされています。基本的に一粒万倍日は吉日ではありますが、マイナスなことを行ってしまうと苦労がいずれ万倍になるともいわれるため、気をつけた方がよいでしょう。
とにかく、前向きな事柄を中心に取り組んでいくのが望ましい日といえます。
天赦日と一粒万倍日の違い
似通った意味をもっている印象のある天赦日と一粒万倍日ですが、両者はそれぞれどのような点が違うのでしょうか?
まず、1年に訪れる回数が異なります。一粒万倍日は、月に5日から6日程度あるのに対し、天赦日は年に5日から6日程度しかありません。一粒万倍日と比較して天赦日は回数がごくわずかな貴重な日で、暦のうえでは最大の吉日と捉えられています。
「何か新しいことに挑戦して絶対に成功を収めたい」と考えている人は、稀に訪れる『天赦日と一粒万倍日が重なる日』を狙ってみるのがおすすめです。最強開運日とも称される絶好のラッキーデーです。
2023年の天赦日はいつ?
ここまで天赦日に焦点を当てて詳しく解説してきましたが、2023年の天赦日はいつなのか気になった人も多いのではないでしょうか?2023年の天赦日を一覧で紹介します。また、天赦日と一粒万倍日が重なる2023年の最強開運日も見ていきましょう。
2023年の天赦日
2023年の天赦日は6回訪れ、以下の日程となっています。
- 2023年1月6日(金)
- 2023年3月21日(火・祝)
- 2023年6月5日(月)
- 2023年8月4日(金)
- 2023年8月18日(金)
- 2023年10月17日(火)
以上が、2023年の天赦日の一覧です。
唯一、3月21日が春分の日であり祝日となっています。結婚式を挙げるなどの日取りを設定するのにぴったりなので、結婚の予定がある人はこの日を狙ってみてもよいかもしれません。
また、6月もジューンブライドで一般的に人気が高い月です。平日ではありますが、6月5日も結婚式を挙げるのに向いているといえるでしょう。
2023年の最強開運日
最後に、2023年において天赦日と一粒万倍日が重なる日を一覧で紹介します。最強の開運日であるこの日は、人生において新たに重要な決断をしたり、一大イベントを行ったりするのにふさわしい日といえます。何かを新しく始めたいと思っている人は、この最強開運日を狙ってみるのがおすすめです。
2023年の最強開運日は以下の通りです。
- 2023年1月6日(金)
- 2023年3月21日(火・祝)
- 2023年8月4日(金)
2023年は二つが重なる日が3日のみ訪れます。一度逃したら次の日まで少し日が空くため、しっかりと頭に入れておきましょう。特に、3月21日は祝日により休みの人が多いので、このチャンスをものにしない手はありません。是非これらの日を狙って、自身の人生の新たなスタートを切ってみましょう。
構成/編集部