コロナ禍の巣ごもり生活をきっかけに需要が急拡大した冷凍食品。今回はその中でも定番の5ジャンルに絞り、誰もが買いやすい大手メーカーの最新人気商品を実食チェック! 進化したそのおいしさとこだわりに迫った。今回は「麺類部門」、冷凍麺において、冷凍・解凍のプロセスの中で「麺本来の旨さ」を失わないことが何よりも重要だ。そのために各社が独自製法の開発に力を注いでいる。
日本冷凍めん協会によればうどん、中華麺、パスタなどを含む冷凍麺の生産量は年々増加しており、2019年度には年間約18.5億食にも及ぶという。これは国民が年間13食、月に1度以上食べる計算になる。
その市場シェアの半分以上を占めているのがうどんだ。昔から冷凍うどんの味のクオリティーは高かった。もうこれ以上進化することがないのではと思われていた冷凍うどんだが、キンレイの『お水がいらない 鍋焼うどん』のように麺・具材・だしが一体化した新コンセプトの商品を見ると、その考えは改める必要がありそうだ。
冷凍中華麺に関していうと、2021年9月に発売された日清食品冷凍「日清本麺」シリーズのインパクトが大きい。これまでの冷凍中華麺では考えられなかった圧倒的な「麺の旨さ」は他社にも大きな影響を与えるに違いない。
第1位 日清食品冷凍『冷凍 日清本麺 こくうま醤油ラーメン』
229g オープン価格(実勢価格約298円)
発売1か月で100万食を売り上げた大ヒットブランド
太さ、ゆで時間など麺の試作は200回を超え、スープの試作も100回を超えた。試行錯誤の末、辿り着いた正統派ラーメン。
■1食当たり504kcal
旨さのワケ!
構想から6年の歳月をかけて完成した「生麺ゆでたて凍結製法」により、まるで〝ゆでたての麺〟のような食感や風味を実現した。
〈MINE’s Review〉中細ストレート麺と濃厚なこくうま醤油のスープの相性が抜群。本当に冷凍か?と驚くほど麺の風味が豊かで旨い。
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