おすすめプレゼント【ビジネス関連】
定年後もビジネスを続けていく人に贈るなら、仕事で使えるアイテムがおすすめです。次の仕事内容が分かっていれば、関連するプレゼントもよいでしょう。これからも仕事を続けていく人に贈りたいプレゼントを紹介します。
きざむ「名入れ 革製カジュアル名刺入れ」
名刺入れは、ビジネスシーンで活用できるアイテムです。きざむの革製カジュアル名刺入れは、場所を取らないカードサイズで最大20枚まで収納できます。マグネットで開閉できる、手軽な作りも魅力です。
名入れタイプの名刺入れは、豪華なイメージと実用性で人気です。ローマ字とかな文字・漢字に対応し、贈る相手に合わせた名入れができます。定年祝いの記念品としてもぴったりでしょう。
相手の好みやイメージでカラーが選べるのも特徴です。カラーバリエーションが豊富で、好みの色も見つけやすいでしょう。
- 商品名:きざむ『名入れ 革製カジュアル名刺入れ』
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THE WOW「木製USBメモリ(32GB)&Pubreボールペンセット」
実用性の高いUSBメモリとボールペンのセットは、事務仕事からプライベートまで使いやすいアイテムです。
普段使いできるパソコン周りのアイテムなら、ガジェット好きな人や事務仕事をこなす人に幅広く受け入れられるでしょう。普段から仕事でパソコンを使いこなしている人であれば、問題なくプレゼントできます。
木製USBメモリとボールペンのセットはおしゃれで珍しく、他の人と被らないデザインです。名入れにも対応し、エレガントな筆記体も選べます。オリジナリティのあるプレゼントを探しているなら、検討してみましょう。
- 商品名:THE WOW『木製USBメモリ(32GB)&Pubreボールペンセット』
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【要注意】定年退職祝いにNGなプレゼント
定年退職祝いには、避けた方がよいプレゼントもあります。縁起が悪いものやイメージのよくないものを贈らないよう、NGとされるアイテムを知っておきましょう。最近では気にしない人も多いですが、相手に喜んでもらうためにも気配りは必要です。
手切れを表す「ハンカチ」
ハンカチには別れや縁を切る意味合いがあり、定年退職のお祝いには不向きなアイテムです。漢字で書くと『手巾』となり、手に使う布切れという意味から『手切れ』を連想させます。
手切れという言葉にはこれまでの関係性を終わらせる意味があり、別れをイメージしやすい退職時には注意が必要です。プレゼントした意味を勘ぐられてしまう可能性も考えて、贈るのは避けた方がよいでしょう。
ギフトとしては値段も手頃で使いやすく、人を選ばないアイテムです。退職祝いでも候補に上がりやすいですが、贈る相手の強い希望がなければ避けておきましょう。
靴下やスリッパなどの「踏むもの」
靴下やスリッパは使い勝手のよいアイテムですが、定年退職のお祝いには不向きです。足の下に敷くものには『踏み台にする』という意味があります。
定年退職する目上の人に贈ってしまうと、『足蹴にする』『踏み台にする』というメッセージとなり、よくありません。
靴下やスリッパだけでなく、敷物や靴なども同じように贈るものとしてはよくない意味合いがあります。失礼なプレゼントと受け取られないためにも、贈らない方が無難といえるでしょう。
女性に贈りがちな「櫛」
身だしなみを整えるアイテムとして櫛は実用性が高く、女性へのプレゼントとして検討する人も多いでしょう。しかし、お祝いとしては不向きです。
櫛(くし)という発音から『苦』や『死』を連想させ、縁起が悪いと考える人もいます。『く』や『し』が入るアイテムは、なるべく避けた方がよいでしょう。
最近では櫛をヘアコームやヘアブラシと呼ぶことも多く、あまり気にしない人もいます。しかし、目上の人に対するお祝いで、相手が気にするか分からない状況では別のものを選んだ方が安心です。
下に見ている印象を与える「下着」
下着類は『下』という言葉通り、相手を見下すようなイメージのアイテムです。お祝いのプレゼントとしては、あまりよくない印象を与えます。
『下着も買えないほどお金に困っているように見える』と悪い意味に受け止められるケースもあります。目上の人に渡すのは失礼に当たるため、避けましょう。下着と同じような意味合いで、現金類を渡すことも失礼に当たります。
直接肌に身につける下着は、デリケートなものです。異性の場合は、セクシャルな印象を抱かせてしまう原因にもなります。言葉やイメージの問題だけでなく、プレゼントとして渡すには難易度が高いものと考えておきましょう。
定年退職のお祝いを渡すときのマナー
定年退職のお祝いを渡すときは、基本的なマナーがあります。適切なタイミングや熨斗の有無など、覚えておきたいマナーを見ていきましょう。ちょっとした心遣いで、印象がぐっとよくなります。
お祝いを渡すタイミング
定年退職のお祝いを渡すタイミングは、一般的に退職日当日です。別途送別会が開催されるなら、そのときに渡してもよいでしょう。
本人の負担を考え、退職祝いが集中する最終日を避けて渡すのも気が利いています。当日に持ち帰りが必要な荷物の多さや、他の人からのプレゼントの量がどれくらいになりそうかなどを確認したうえで、検討しましょう。
ただし、退職のお祝いは退職日が近づいたタイミングに渡すのが最適です。早いタイミングで渡してしまうと、退職を急かしているような印象を与えます。
出張や勤務日が被らないなど特殊な事情がある人以外は、早くても退職日の数日前くらいに渡すことを目安に考えておきましょう。
熨斗(のし)について
定年退職のお祝いにも、熨斗は必要です。特に目上の人に対してプレゼントを贈るときは、失礼のないようマナーに気をつけて渡しましょう。
熨斗の水引は蝶結びを選びましょう。蝶結びは『複数回あってもおめでたい祝いごと』に使われる結び方です。定年退職は一度きりですが、これから新しく第二の人生が始まるという意味で蝶結びが使われます。
表書きの言葉は、『御礼』『御祝』などが一般的です。一般的に退職を祝うことは失礼に当たるため、本人の退職に対する考えが分からない場合は『御礼』が無難でしょう。 本人が定年を喜んで受け入れているケースでは、職務を最後までやり切ったという意味合いで『御祝』を使っても問題ありません。
水引の下にはプレゼントを受け取る側ではなく、贈る側(自分)の名前をフルネームで記入します。
渡すときは感謝の言葉と一緒に
定年退職のお祝いは、これまでの感謝の言葉を伝えて渡すと印象がよくなります。せっかくプレゼントを用意したのであれば、気の利いたお礼の言葉も考えておきましょう。
『長い間ありがとうございました』『大変お世話になりました』といったねぎらいの言葉を伝え、一緒にお祝いの品を渡します。円満な定年退職であれば、退職を祝う言葉でも問題ありません。
時間が許す場合は、これまでのエピソードを加えて『○○の際は声をかけていただき、ありがとうございました』のように、自分らしいお礼の言葉を伝えるのもおすすめです。
お祝いの場面であることを忘れず、『折れる』『枯れる』『割れる』のように縁起の悪い印象の言葉は避けましょう。『ご苦労様でした』といった、目下の相手にかける言葉も失礼に当たるため、注意が必要です。
構成/編集部