【tofubeatsのユルッとガジェット探訪記】前から持っていたポータブルディスプレイ「ASUS MB16AC」でデュアル化してみた
2022.12.14PR■連載/tofubeatsのユルッとガジェット探訪記
【第19回】そういや持ってたポータブルディスプレイ「ASUS MB16AC」でデュアル化
数年にわたるコロナ禍ですっかり忘れていましたが、ひさびさにやってきた脅威の師走進行にビビり散らかしております。今年も来年もまだまだ仕事が目白押しのtofubeatsです。
そんな師走進行とも関わりがあるのですが、ディスプレイをいまさらデュアル化することを決意しました。自分の使っている音楽制作ソフト、Ableton Liveはシングルディスプレイでのまとまった表示が魅力なのですが、実は結構前にデュアルディスプレイにも対応していたようで、そういうのもなんかプロっぽくてよくないすか?
また、何よりもこのデュアル化を後押ししたのは、前回の連載(https://dime.jp/genre/1499359/)で取り上げたNASの存在。バックアップ用のPCをあまり走らせなくてよくなったので、そちらのディスプレイを外しちゃってそれを持ってくることにしました。エコですね!(?)
というわけで完成したのがこちらのフォーメーション。手前のディスプレイは本原稿を執筆しているmacbook proなので奥の2枚が制作用のディスプレイになります。サブディスプレイの横にあるのはtc electronicのレベルメーター、左のスピーカーに乗っているのはInsta 360のwebカメラ(Amazonブラックフライデーで買いましたがこれめっちゃ良いですね。次回触れるかもしれない…)。あと手前の鍵盤も最近実は買い替えまして…以下略
少し脇道にそれかけましたが本題である手前のモニターはASUS MB16AC。USB-C1本で接続できて使い勝手の良いシロモノです。多分今売ってるものは次世代品ですかね?マグネット式のカバーとかもあって持ち運びしやすく、セカンドモニターが必要がちな皆様には人気の製品かと思います。あとmacではおそらく使えないと思うのですがタッチパッド付きのものもあるようで、羨ましいですね…。
しかしセッティングをしてみてぶち当たったのが思わぬルーティンの難しさ。このスタジオではファンの音が聞こえるのを防ぐため、防音室の外に置いてあるmacbook proからthunderboltを引いてきて、CalDigitのドックからで出力したディスプレイをmac側とミラーリングして使っています。そうなるとここに1枚追加した場合、
Macbook – 画面1
メインディスプレイ – 画面1
ASUS サブディスプレイ – 画面2
みたいな感じで、1枚はミラーリング、もう1枚はサブ、みたいな構成になります。すると、え、でもmacのシステム環境設定でそういうディスプレイ配置できなくね?「ディスプレイをミラーリング」にチェック入れたら3枚全部ミラーリングになっちゃうくね?という問題が発生。2枚は一緒の表示で、1枚は別表示、みたいな配置のやりかたを知りませんでした。
そこでgoogle先生に聞いてみるとAppleのwebサイトに到達、「Optキーを押しながらドラッグするとミラーリング扱いになる」という回答を発見します。つまりメインディスプレイだけをOptキーを押しながらしてセンターに持ってきて、サブは通常通り下にくっ付ければ良いわけですね。
参考: https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh40768/mac
なにげにデュアルディスプレイ環境をそこまで使ったことがなかったので初歩的なことで躓きかけました。
回答例
というわけで、晴れて師走進行もデュアルディスプレイで生産性がどう考えても2倍に!ゴリゴリ進行が可能になりました。視点移動が少し多くなったのでまだ慣れていない感も否めませんが、もっと前からこの配置やっておけばよかった~!こちらでまたたくさん音楽を作っていきたいところです。
実は、Amazonブラックフライデーで勢いに任せてメインディスプレイも新調してあるのですが、入れ替えるのはいつになるのでしょうか…皆様も良いお年を!
・ASUS ZenScreen MB16ACポータブルUSB液晶ディスプレイ
公式サイト:https://www.asus.com/jp/displays-desktops/monitors/zenscreen/zenscreen-mb16ac/
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B071GKZTFJ
連載/「tofubeatsのユルッとガジェット探訪記」記事一覧
文/tofubeats
tofubeats
1990年生まれ神戸出身。中学時代から音楽活動を開始し、高校3年生の時に国内最大のテクノイベントWIREに史上最年少で出演する。その後、「水星feat.オノマトペ大臣」がiTunes Storeシングル総合チャートで1位を獲得しメジャーデビュー。森高千里、KREVA、藤井隆ら人気アーティストと数々のコラボを行い注目を集め、4枚のアルバムをリリース。最近では、テレビドラマや映画の主題歌・劇伴を担当するなど活躍の場を広げ多方面で注目されている。デジタルシングル「SMILE」「CITY2CITY」を連続リリースし、精力的に作品を発表し続けている。5月に4年ぶりのフルアルバム「REFLECTION」と人生初書籍「トーフビーツの難聴日記」が発売。