デスクの上は作業場なので不要なモノは置かないこと
「大事なのは、デスクの上を物置にしないこと。そのためには、まずモノの置き場所を決めましょう。自宅のデスクには引き出しがないことが多いので壁面などの空間をうまく活用したり、ファイルボックスを足元に置いたりすることなどをおすすめします。ただ、そういったツールを使う前に、まず今あるモノを減らす作業が必要です。段ボール箱などで〝見極めボックス〟を作り、不要なモノは処分しましょう。必要なものに合わせて収納するツールを導入すると、きれいに整うはずです」
収納ツールを活用してモノの置き場所を決める!【キングジムの流儀】
〝見極めボックス〟にまずは全部入れる!
汚デスクから脱却するには不要なモノを捨てる作業が必要。まずは捨てるかどうかを見極めるためのボックスを作り、その中に机上のモノをドサッと入れる。
必要なモノだけを取り出して使う
1か月のような期間を決めて、その間は作業に必要なモノを、見極めボックスから都度、取り出すようにしよう。こうすれば捨てるモノが見極めやすくなる。
箱に残ったモノは捨てるなどして処分
あとはボックスに残ったモノを処分。見極めボックスに「◯月△日に捨てる」のように記入しておくとわかりやすい。まだ使えるものは寄付するのもアリだ。
見極めボックスで必要なモノを吟味したら、それらの置き場所を決めよう。収納スペースとしてディスプレイの上や壁面などの空間をうまく活用すると、デスクが広く使えるようになる。キングジムには自分用にカスタムできる収納アイテムが揃っていて、より使いやすく収納できるのが魅力だ。整頓後は「使ったら元に戻す」ことを心がければ、きれいな状態が長続きしやすい。
ディスプレイ上のスペースを有効活用する
溝にスマホを立てられる
キングジム『ディスプレイボード』4400円
ディスプレイの上にカレンダーやメモといった小物が置ける、約500×168mmの棚が作れる。耐荷重は1kg。ディスプレイの縁に引っかけ、背面をアームで支えるだけなので取り付けは簡単。アームの角度や幅を自在に調整できて便利だ。
パーツを組み合わせて収納ボードをカスタム!
玄関の小物類もスッキリ!
キングジム『PEGGY(ペギー)』4235円
『HARU PEGGY(ハルペギー)』Sサイズ:1485円/Mサイズ:1980円
約400×305mmの有孔ボードに、L字フック(550円)、ミニコンテナ(2個・550円)、ペンスタンド(550円)、ミニシェルフ(770円)という別売りパーツを組み合わせて使える。『HARU PEGGY』(左上写真)は背面がマグネットの貼れるタイプ。
ケーブルから小物までスッキリまとまる
ケーブル類が背面に収まる
キングジム『ルートボード』1万1000円
デスクの背面にケーブルなどの配線をきれいに収納できる。ボードは約425×300mmのサイズで、ケーブルガイド5個、フック2個、バスケット1個が付属。ボードの中間で机にセットすると、表に小物、裏に配線の収納場所を確保できる。
取材・文/綿谷禎子
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