DIYアイテムを活用した整理下手の片づくデスク
メーカー勤務・営業職
たついちさん
メーカー勤務・営業職・34歳。九州在住で2LDKのマンションに妻と小学生の子と3人暮らし。ブログ「ミニメモ!」で、製品レビューやデスク環境を発信。
ワークスペースの位置/リビングから見える6畳ほど
デスク環境のために使った総額/約40万円
デスク沼歴/約1年 在宅ワークの頻度/週1日程度
DIYで、見た目も機能も満足のいくモノを手に入れる
コロナ禍、在宅勤務をきっかけにワークスペースを整え始めたというたついちさん。当初はリビングテーブルで仕事をしていたが、肩こりがひどく、FlexiSpot(フレキシスポット)の電動昇降デスクを導入した。
同社では純正の天板も販売しているが、フレームのみ購入して、自分の好きな天板を取り付けることもできる。たついちさんはホームセンターで購入した幅170cm、奥行き70cmの杉材を組み合わせて使っている。
「ブログに載せる写真をデスクの上で撮るので、大きめの天板を選びました。机上のデスクシェルフも自作で、ワトコオイルを塗って好みの色に。DIYなら理想に近いものをコストを抑えつつ導入できます」
整然と並べられたボックスなど、モノが多い割には乱雑に見えないセンスや工夫も参考になる。
「実は整理整頓は苦手。だからこそ収納を多めにして、スッキリした状態を維持できるようにしています」
空き箱、コードなど大まかな分類でボックスを分けるだけで、細かく整理しないのがコツだとか。
「フタをすれば見えないので(笑)。定期的にボックスの中身を見直すことだけルールにしています」
POINT【1】高さを活用し目線を上に
高い位置にディスプレイ用のウォールシェルフを設置。目線が上にいくことで、家具やモノが多くても全体的なバランスが取れて重く見えない。
POINT【2】ボックスを並べて〝隠す収納〟に
無印良品の「トタンボックス」やフェローズの「バンカーズボックス」を使用。同じモノを複数並べるとスッキリ見せられる。「中は整理せず、分類だけして収納しています」
POINT【3】デスクシェルフを活用
自作した幅140cmの机上棚を設置。上段はスピーカーなどを置き、下段は収納スペースに。ボックスやトレイに小物をまとめて並べている。
素材と色味をデスク天板に合わせた自作デスクシェルフ。モノが多くてもおしゃれに見える。
〈Favorite Item〉
自作したデスク天板。裏にマウントを取り付けて、メインPCの『M1 Mac mini』を固定。「電動昇降デスクは通常のパソコン作業時と、動画視聴などリラックスした姿勢とで細かく高さを調整しています」
[デスク]杉無垢ボード+FlexiSpot『E7』でDIY total約6万2200円
[チェア]COFO『COFO Chair Premium』7万9999円
[モニター]DELL『29WP60G』(※)2万9790円
[キーボード]Pulsar『PCMK TKL』1万3750円
[マウス]ロジクール『MX Master 3S』1万5400円
※現在は販売終了。
取材・文/小口 覺 イラスト/泰間敬視
※オープン価格のものは実勢価格を記載しています。
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2022年10月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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