会食後のお礼メールの書き方の文例
ここからは、取引先との会食後に送るお礼メールの文例を二つ紹介します。お礼メールを書いたことがない人は、ここで紹介する文例を参考にお礼メールを実際に書いてみましょう。
文例1:食事やお店について触れる
文例1では、会食をしたお店や出てきた料理について触れている内容です。印象に残った点を伝えることで、相手に『次回も誘ってみよう』という気持ちが生まれるはずです。大げさに褒めるとお世辞だと思われてしまうので注意しましょう。
【文例】
平素よりお世話になっております。
先日は会食の席にお招きいただきまして、誠にありがとうございました。
お店も落ち着いた雰囲気で、いただいた和食はどれも絶品で、一品一品じっくり堪能することができました。
また、御社がこれから目指しているビジョンや業界の動向などについても伺うことができ、大変勉強になりました。
次回はぜひ私のおすすめのお店で、お返しさせていただければと思っております。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
簡略ではございますが、メールにてお礼申し上げます。
署名
文例2:次回もご一緒したい旨を伝える
文例2では、次回もまたご一緒したいという旨を伝えています。この一言を添えることで、今後も良好な関係を築いていきたい気持ちを伝えられます。
【文例】
平素よりお世話になっております。
昨日は会食にお誘いいただき、ありがとうございました。
お支払いもお任せしてしまうこととなり、重ねてお礼申し上げます。
普段は仕事でお付き合いさせていただいておりますが、いつもとは違う雰囲気で楽しいひとときを過ごすことができ、大変嬉しく思います。
ぜひまた別の機会に食事などご一緒させていただけますと幸いです。
略儀ではありますが、メールにてお礼申し上げます。
今後とも引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
署名
会食後のお礼状を出すタイミングと内容のポイント
会食後にお礼を伝える際、最も丁寧で感謝が伝わるのがお礼状です。ここでは、お礼状を出すタイミングや書き方のコツなど、二つのポイントを紹介します。
翌日の朝に送るのがベスト
お礼状を出すタイミングについては十分気をつけなければなりません。ビジネスの観点からいえば、なるべく早く送る方がよいとされています。
お礼状を書いて出すタイミングとして最も適しているのは、会食があった日の翌朝です。会食後にあまりにも日にちが空いてしまう場合は、おざなりな印象になってしまいがちです。感謝の気持ちを伝えるのは、早いに越したことはありません。
お互い記憶が新しいうちに、会食後はなるべく早くお礼状を送るよう心がけましょう。
感謝の気持ちを簡潔に伝える
お礼状を書く際は、一緒に食事をしていただいたことに対するお礼や感謝の気持ちを述べることを中心とし、文章が長くなりすぎないよう注意しましょう。
文章があまりにも長いと、お礼状を受け取った相手に何を本当に伝えたかったのか、伝わらなくなってしまう場合があります。
お礼状はあくまで感謝の気持ちを綴るお手紙です。仕事の内容など、会食に関係のない話題についてはあまり触れないようにし、簡潔に相手に感謝の気持ちを伝えるよう注力しましょう。
構成/編集部